ちばやま

ちば山の会2000年5月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

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救助隊活動で感じたこと その1


先日の救助に参加したメンバーの反省と感じたことを箇条書きでまとめてみました。
   協力:小倉(時)、自石(敏、美穂)、飯塚加代子 文責:白井

1.装備のこと
ユマールを持参する事:最低2個 搬出作業及び救助後に登り返すのに必要。
FIX用ザイルは大い方がいい ※但し、古いユマールでは、入らない事がある。
軽いスコップ
ガスった時の為に、竹ざお、赤布も必要です。実際2日日、前日立てた旗のおかげで助かりました。
救助者用に、替えの手袋、ノックス等を用意する。
装備・食料・燃料は、もって行く際、多過ぎるという事はない。足りないよりも、余る方がいい。
携帯電話が軒並み電池切れだった。用件をまとめて一ヶ所に連絡し、そこから各所に連絡できないか?乾電池で使えるアダプターも必要。
せっかく持っていった装備が見つからず、使わなかったものがある。装備は整理して、誰が何を持っていったかを明確にする。
コンロヘンド、テルモス、GASカートリンジが、大量に必要になる。救助隊に参加しなくても、装備面での協力も大切。貸し出した装備には必ず名前を書いておく。集めた装備は志れずに記録する(担当を決める)。
昨年、もしもの時用にEPIガスを会で10個購入し備蓄しています。これと同様に、水2リットルが1箱(6本)、カップメードル2箱(40個くらい)、EPIガス10個、単三電池4個が5個位、があればいいと思います。最低限すぐに、最前線に行く人間と一緒に欲しいものです。これらは、1年に一度バスハイクや新人歓迎山行の時使って新しくていおけば良いでしよう。
装備は常に使える状態にしておく。
2.救出の現場
最前線メンバー選出についてはまず、ルート経験者が選ばれました。 次に、メンバーが足りないようだったので、技術的に可能なものが選ばれました。これは、顔見知り同士の推挙だったと思います。
ルートエ作方法はフィックスを張る事だったようですが、普段やらない事なので勝手が分からなかったです。が、非常に高度なテクニックを要する人は先頭の2人で、後の人は、フックスザイルを先頭に渡したり、必要なものを先頭まで届けたりだったようです。また、引き上げをする事になったら、引き上げの力(人の頭数)が必要になってきます。岩登りの能力が優れていなくても現場に出る事は考えられます。システムを知っておく必要はあると思いました。「こうやりなさい」と説明された時、状況がわかるからです。
救助者には、まず温かい飲み物を与える(低体温症にかかっていたら、この限りではないかも?)
ルートエ作者(今回は堤ガイド) 及び後続2名は、空荷で作業にあたった。4番目以降のものが、ザイル、食料、テルモス等装備を持参。
ルートエ作に入ったら、ザイルの束をほどき、引きずりながらあとに続く。前に渡すときは、ザイルの端をどんどん渡していく。
FIXロープlooomの設定に1日半。但し、ザイルを引きずりながら渡す方法等をしっていれば、 1日で終わったとの事。また、天候、積雪状況、ルート難易度により変わると思います。
ルートエ作中は、ガスっていてルート確認もままならなかったようです。
ルートエ作隊のメンバーは、最低限ユマールとビーコンは必要の様でした。
3.最前線の小屋(肩の小屋)において
料理をしてくれる女性が小屋にいた方がいい。食料計画をしてきているわけではないので、運びあげてくれたものを 適当に調理してくれる人がいたら助かる。 やはり、素直に女性がいいと思います。 今回は基本的に美穂ちゃんが作っていました。(女性が彼女しかいないという事もあったと思います)
食料は、米類が良い様でした。パンとスープとお茶類では、喉の通りが悪いようでした。また、食べても腹がいっばいにならないと言っていました。暖かいラーメンや雑炊やお粥があれば良かったです。ラーメンは、粉を入れる手間のかからないカソプヌードル類が良いと思いました。紅茶用の砂糖1袋lk富欲しかったです。
2リットルのウーロン茶のペットボトルを荷揚げしたが、暖かいウーロン茶は、飲みにくかったです。甘い紅茶やココアにするか、スープ類にしないと飲めないです。
水は、雪から作りましたが、時間も燃料もかかるので、水を荷揚げする必要があります。できれば、テルモスのお湯を荷揚げするのが一番早くていいです。
肩の小屋は、ルートエ作隊の体憩所でした。ルートエ作隊の世話係りとして、無線係りと食料係りの最低2人は必要だと思います。
肩の小屋で待機する人間の数は、今回ヘリが飛んだので、もう少し少なくても良かったです。が、ヘリが飛ばない場合は、救助者用のテントを張ったり、救助に使ったザイル類の荷物持ちをしたり、ルートエ作隊の最後部に足りないものを持っていったりと、やはり人は必要になって来ると思います。
肩の小屋では、新しく小屋に来た人、帰った人の名前を確認しました。ただ、これらの情報を正確にセンター(現地本部)に伝えられなかったです。

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