ちばやま

ちば山の会2002年4月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel%Fax 043-255-9821



金峰山(廻目平より金峰山へ)


日時:3月16〜17日 参加メンバー:永山、吉田、高野、竹下、浜本、森(記)

16日  曇りのち晴れ

午前4時、市役所集合、4時15分出発。一路長野県川上村を目指した。湾岸習志野ICから東関道、首都高、中央道を経て須玉ICで一般道へ。途中、双葉SAで朝食を取った。須玉より清里、野辺山経由で、川上村へ。

無事8時20分、廻目平到着。どんよりとした天気であり、風もまだ冷たい。ちょっと嫌な予感。が、荷物を降ろし、個々パッキングを確認し8時50分出発。黙々と林道を歩く。所々雪が残っているものの、十分に歩きやすい。しかし、1時間も歩くと、アイスバーン状態となり、急遽アイゼンを装着した。廻目平より1時間30分ほどで林道の終点に到着。これより本格的な山登りとなる。雪の量は多いもののしっかりとしまっており非常に歩きやすい状態であった。

皆、一定のペースで登り、中間点に12時到着。周辺一体はシャクナゲのトンネルであり、6月にはきれいな花を付けることでしょう。ここからの眺めは、近くに瑞がき山の特異な様相の岩峰、さらに遠くにまだまだ雪に白く覆われた八ヶ岳がそびえていた。また天候も眩しい春の日差しが差し込むようになってきた。軽く昼食を取った後、出発、ここからしばらく急登が続く。樹林帯の中であるため、展望は良くない。しかし、ついに13時30分、森林限界上に建つ金峰小屋に到着。予定より少々早かったので皆驚いていた。小屋は冬季開放されていて、しかもきれいでした。すぐに荷物を小屋に置き、山頂を目指した。

雪がしっかりしまっているため、非常に歩きやすく、無事14時15分金峰山の山頂に到着。展望は五丈岩の右に南アルプス連峰、その右奥に中央アルプス、そして八ヶ岳、手前に瑞がき山。五丈岩の左に富士山と眺めは申し分ない。20分ほど山頂からの眺めに酔いしれていた。再び小屋に戻り、夕食の準備に取り掛かった。なんと今回は永山さんが料理長である。そのメニューと言うと、スティックサラダ、椎茸のバター炒め、メインは豚シャブである。これに少々のアルコール。美味しいご馳走がならんだ。ここで小屋にはちばやまメンバーだけでなく、単独行の東京・板橋から来た竹井君(竹は正しい、いやもしかすると武かも。が、井はどうか不明。)をゲストに招き、宴会が始まった。

美味しいご馳走を皆、すごい勢いで食べ、飲んで、19時に消灯。と、なるはずが、ゲストの竹井君がまだ飲みたらなかったらしく、ウイスキーを出してきたため、私は付き合ってビールと彼のウイスキーをストレートで飲み、お互いに行ったことのあるNew Zealandの話がつまみになってしまった。結局20時30分ころ就寝となった。



17日  天候 晴れ

起床5時。ゲストの竹井君の訳のわからない目覚まし音で目覚めた。昨晩のウイスキーが頭上で回っていた。外は星が輝いていた。吉田さん、竹下さん、私の3人は山頂にてご来光を見た。午前6時の日の出であった。しかも国師ヶ岳と北奥千丈岳の間からゆっくりと昇ってきた。その後、小屋に引き返す途中で、ゲストの竹井君とすれ違い、彼は山頂から増富温泉を目指し進んでいった。小屋では、朝食の味噌煮込みうどんが待っていた。冷えた身体が急に温まりだした。ゆっくりと食事を取り、パッキング、清掃を済ませ、7時50分、下山開始。もと来た道を順調に降りて、無事廻目平に10時30分ころ到着。眩しい太陽が、春本番を感じさせてくれた。清里で天女の湯に浸かり、昼食にそばを定食で食べ、(一部食べ過ぎ、いや、無理やり?いやいや愛情たっぷり?)、事故も無く17時千葉市役所到着。春の日差しをいっぱいに浴びた金峰山でした。


                           森(記)

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