ちばやま

ちば山の会2002年7月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel%Fax 043-255-9821



残雪の会津駒ケ岳

日程:2002年6月8日(土)〜9日(日)
参加メンバー:吉田、浜本、吉井、森


8日(土)、午前3時30分、千葉市役所出発。夜明けの首都高を北へ、東北道に入り、空も明るくなった。西那須野塩原ICより国道400号、352号をつなぎ桧枝岐村へ。国道沿いの駐車場へ7時30分到着。前は桧枝岐村の総合グランドのようでテニスコートや野球場がある。朝食をとっていると、わいわいがやがやと少年達がやってきた。しかも多方面の地区からバスで。ここで野球の練習試合が始まった。朝食も終え、練習試合を横目に出発準備。8時20分出発。会津駒ケ岳登山口はここから200mほど桧枝岐村中心部へ歩いたところにある。ここから狭い舗装された車道を歩く。上には20台ほどの駐車スペースはあるものの想像通り満車であった。駐車場よりいよいよ本格的な登山道となる。いきなりの急登となる。周囲は濃い緑の木々に覆われ、風通しは良くないが、ゆっくりとペースを作りながらの登りとなった。1時間30分ほどで水場へ到着。ベンチもあり休憩にはもってこいの場所である。水場へ真っ先に吉田さんと浜本さんが下りていき、残雪の間に潜り水を取っていたが、全く取れないとのこと。見ると左斜め後方では音を立てて水が流れていた。つまり2人は水場を間違えていたのだ。山頂には水場が無いのでここでたっぷりと汲んでいった。3人で8L。これで十分である。水場より上は残雪も現れ、雪上を歩くことになった。ただし、雪は腐っておりアイゼンは不要、傾斜も緩やかであった。木々の間から右手に会津駒ケ岳、左手に燧ケ岳が見えてきた。途中で昼食をとり、駒ノ小屋に到着したのは12時15分であった。小屋から怖そうな管理人が出てきたが、話してみると、気さくで話好きのいい人であった。

ここから会津駒ケ岳山頂までは20分ほど。山頂からは燧ケ岳や至仏岳、日光白根山や男体山と言った名高い山々が見渡せた。中門岳方面に回りこむと平ヶ岳そしてその右後方にうっすらとではあるが、まだまだ雪を纏った越後の山々が高く連なっていた。会津駒ケ岳から中門岳はまだまだ残雪に覆われ、湿原や高山植物の季節にはまだまだ早すぎるが、シーズンともなれば、天空の楽園となることでしょう。

さて駒ノ小屋に戻り、休憩。管理人の清掃が行き届いているため、非常にきれいな小屋である(一泊 素泊まり3000円)。吉田さんと吉井さんはお昼ねタイム。浜本さんと私で夕食の準備に取り掛かった。今日は浜本シェフのサラダとポトフであった。美味しい!の一言。ビールにワインで食が進む。朝が早かったため、早めの就寝。

9日(日)、濃いガスに包まれていた。朝食のカレーきし麺(これまたうまい)を食べ、午前7時下山。ミストのような霧雨が降る。が、下山するにつれて、ガスも晴れ、眩しい光が緑の木々の間から降り注いできた。午前9時30分、無事駐車場へ下山。

駒ノ湯で汗を流して、裁ちそば「まる屋」で食べる。そば定食はお勧め!ざるそばにはっとう(そば粉ともち米とを同量加えこねたそば餅)はボリュームもあり、満足。(1200円)午前11時に檜枝岐村を出発、行きと同じルートで千葉市役所へ。渋滞も無く15時30分着。今日はW杯サッカー、日本vsロシアである。キックオフには早すぎた帰葉であった。

 市役所での珍事件。駐車場へ止めていた私と吉田さんの車が行方不明。ここへ止めておいたのに???と思っていたら、遥か彼方の奥まったところに移動していた。ちょっとびっくり。足でも生えたか?皆さんも気をつけてください。


                         森(記)

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