ちばやま

ちば山の会2003年3月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel%Fax 043-255-9821



金峰山


1月18日(土)晴れ
  19日(日)曇り
       メンバー   森、高梨、浜本、竹下、吉田、三代川(記)

18日(土)午前5時30分、千葉市役所へ集合。まだ真っ暗であるが、本日はびっくりするほどの満月であります。これでは、金峰山小屋から星が良く見えないだろなと思いながら、車2台にて市役所を出発しました。お決まりの湾岸習志野ICから高井戸まで、まったくの渋滞なしにて、中央道に突入、依然快適なドライブであります。そして双葉SAにて、朝食をとり、再度瑞牆山荘に向けて出発しました。

しかし、世の中何処かに落とし穴があるものです。増富温泉の付近より道路上に雪が有りチェーンを装着、森さん号が先頭、次いで浜本さん号の順で出発の矢先なんと浜本さん号のチェーンが切れてしまうハプニングが発生1時間のロスにて何とか瑞牆山荘に11:00到着。
気分を取り直して金峰山に出発、雪の道をしばらく行き富士見小屋に到着ここで、リーダー森さんの判断により、全員アイゼンを装着。そして、また樹林帯を進み大日岩にようやく到着、後を振り向くと美しい南アルプス、八ヶ岳の展望が広がっていました。そしてあと少しで、山頂であるが、リーダー森さん顔が厳しい、どうやらみんな、正月の餅と酒が体に負担を掛けピッチが上がらないのが気がかりそうである。ちなみに現在14:00である。しばらく歩きようやく森林限界を超え再び振り返ると、さっきまで立派に見えていた瑞牆山が小さく見えると言いうよりも、ちんけに見える不思議なものです。

そして、現在15:00リーダー森さんが本日は、巻き道にて金峰山小屋に行くことに決定する。そうして、巻き道を探しながらしばらく歩くが道標、トーレースが発見できずに、千代の吹き上げ付近にまで到着、依然見つからず、すでに、16:00である。時間も時間なので、ここから金峰小屋に向けてトラバースである。最初は、雪も硬く楽勝で歩けましたが、突然雪の中に膝までズボ、もたもたしていると、今度は腰までズボもう身動きが出来ません。竹下さんに体は山側して、起きなさいとアドバイスを受けるが中々起れない、どうにか、こうにか抜ける。なんとなく雪上訓練をしているような気分。そして、今度はハイ松の上をウサギのように跳ねながら、なんとか小屋まで到着、ちょっと目が点になる。

顔を上げれば、森さんもぼろぼろの様子。聞けば、ラッセル中に足が吊ったとの事、ご苦労様です。

そして夕食のメニューは、浜本さん自慢のポトフとサーモンのマリネである。さすが、ちばやま自慢のシェフの味は最高でありました。また、それに色をそえるはずだったのが、竹下さんの梅酒ですが、なぜか烏龍茶に変身していました。おちゃめな竹下さんを発見しました。
そして、一晩あけ朝食はポトフにカレーを入れカレーうどんにして、食事を取った後、頂上に向けて出発しました。

金峰山小屋からは、30分ほどで到着しました。頂上からの展望は、富士山、南アルプス、八ヶ岳が美しく、はっきりと見えました。ここで記念写真!みなさん、いい顔をしていました。しばらくして、下山をしましたが、あっと言いう間に駐車場に到着してしまいました。夏の時より、ちょっと楽な気がしました。

そして、私の中でひそかに楽しみにしていた日帰り風呂『増富の湯』ですが、なんと残念な事に、冬期休業でした。代替として、八ヶ岳のたかねの湯に入浴して、汗を流し帰宅しました。

そして、最後に大変に楽しい金峰山の山行が出来た事を、森さんはじめ、皆さんに感謝します。有難うございました。ぜひまた、宜しくお願い致します。     おわり

                         森(記)

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