ちばやま

ちば山の会2003年9月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

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二人の山 北海道は男連れ

山行報告  北海道の山旅(8/4〜7)

8/2(土)夜から8/10(日)朝までの山行でしたが、実際に登ったのは4日間なので、簡単に報告します。
8/4(月) 樽前山:7合目登山口から外輪山の山頂往復(1.5時間)
今日は日高幌尻岳のベースの幌尻山荘泊まりなので、余裕時間で樽前山に登ることにした。苫小牧からは1.5時間くらいのドライブで登山口の7合目着。1.5時間で往復してきたが、有名なドームは登山禁止で外輪山の最高峰でガマン。雲が多い天候だが眼下の支笏湖が美しい。引き返して一路日高山脈へ向かう。一般道なのに、80Km/hが走行速度だ。厚別川・沙流川沿いを走るがここが1週間後には大洪水で何人かの人の命を奪うとは予想もできなかった。糠平川車止めに車を置くが、助手席の窓が開いたまま閉まらなくなってしまった。しかたなくビニール袋で目張りして出発するが、車上荒しもあきれて手を出さないだろう。林道歩き1時間後から川に沿って歩く。渡渉は思っていた以上に水量があり、まくりあげたズボンもビショ濡れ。幌尻山荘は50人くらいは泊まれる立派な小屋だが、近畿日本ツーリストの団体客(25人くらい)で2階は占領されて、一般客は1階のみで本日は満員御礼。


8/5(火) 日高幌尻岳:幌尻山荘→日高幌尻岳→戸蔦別岳→幌尻山荘→糠平川車止め(7時間)
5時すぎに山荘発。先行パーティーを次々と追い抜き、中間地点くらいで本日のトップにたつ。森林限界を越えると眼下には北カール、遠くには大雪方面の山並みが美しい。幌尻山頂に立つころは高曇りだが日差しもあり、360度の大展望を満喫できた。ほとんどの人はここで引き返すらしいが、我々は周遊コースを選ぶ。水が少なくてなんとなく侘しい感じの七ッ沼カールを右に見ながら戸蔦別岳へ。山頂からは中部日高の巨人カムイエクウチカウシ山や南部の山並みが果てしなく続くのが眺められる。いつの日かこれらの山々を歩いてみたいと思う。北戸蔦別岳への途中から尾根を下り、糠平川本流に出て、わずかの川下りで幌尻山荘に帰還。荷物をまとめてすぐに下山するが、途中で夕立に会う。車の窓のことが頭をかすめるが、車周辺は降らなかったらしく、無事だった。またラッキーにもパワーウインドが効くようになり、めでたく窓を閉めて次の夕張岳に向かう。もう決して窓は開けない。なお、幌尻山荘周辺も1週間後の豪雨で登山客が閉じ込められ、ヘリで救出されたそうだ。


8/6(水) 夕張岳:登山口から山頂ピストン (6時間)
朝から快晴で張り切って出発。100名山ではないが、高山植物が美しいことで有名だそうで、登山客も多い。芦別岳から夕張岳にかけてはなだらかな山並みの中に奇岩が点在していて独特の景観を生み出している。このルートも前半は前岳やガマ岩など岩肌を剥き出しにした岩山があるかと思えば、山頂付近は尾瀬を思わせる平原や木道もあり、とても変化に富んでいる。お花畑もやや盛りは過ぎているが、評判に違わず美しい。山頂からの展望は今回の山行中NO1で、かつて登った山やこれから登る山が名指しできる。特に明日登る羊蹄山は札幌周辺では群を抜いて高くそびえており、その左にはやや低いが形のいい山が見える。恵庭岳だそうで、今回の山行リストに入れて間違いはなかったと思う。登山口に引き返し、札幌へむけてドライブ。定山渓近くの小金湯で何日ぶりかの汗を流す。

8/7(木) 羊蹄山:比羅夫登山口から山頂ピストン (5時間)
残念ながら曇り空。それでも登山口には多くの車が停まっており、結構な人がすでにあるいはこれから登るようだ。山道は単調でおまけに展望もないので、高度計の数字が大きくなるのだけが楽しみ。9合目あたりで遠回りの道に入ってしまい、時間をロスするが、強風と濃霧の山頂着。とても長居する雰囲気ではないので、すぐに下山する。単調な山だが山頂からの展望は期待していたので残念!明日は恵庭岳に登る予定なので支笏湖方面に向かうが、途中から雨となり、明日の天候が心配になる。

8/8(金) 恵庭岳:雨のため登山中止
苫小牧から大洗へのフェリーは夕方発だが、早めにフェリー埠頭に行くと、台風のため欠航とのこと。となりの太平洋フェリー(苫小牧→仙台)は運行とのことなので夕方までゴロゴロするが、なんとこちらも欠航になってしまう。これからは聞くも涙、語るも涙の難行苦行が始まるが、8/10(日)朝にようやく千葉にたどりついて今回の山行を終了した。

                         柘植(記)

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