ちばやま

ちば山の会2004年02月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821



1月定例山行  本沢温泉〜硫黄岳(2,760m)登頂へ

【メンバー】 CL竹下、SL橋本、森、吉田、澤田、東郷、鶴田、北爪、東方、大塚、高坂、下田、石橋
【コースタイム】 9日 市役所9:40発 → 公園(仮眠)1:00着
10日 公園5:50発 → 登山口7:20着=8:05発 → しらびそ小屋10:00着=10:20発 → 本沢温泉テント場12:00着
11日 テント場8:00発 →夏沢峠9:10着=9:30発 → 山頂10:30着=10:50発 → テント場12:00着=12:55発 → しらびそ小屋13:55着=14:05発 → 登山口3:00着

 1月9日(金)の夜、市役所前を3台の車に分乗して出発。一路八ヶ岳に向かう。八ヶ岳麓の公園で仮眠する。

 1月10日(土)、早朝、稲子湯の登山口に向かう。すみやかに身支度を整えて橋本さんを先頭に登山開始。雪は地面が見えない程度(20m〜30m)あり歩きやすい。樹林帯の中は風も無く、空気が凛として冷たく心地いい。歩くうちに体も温まり上着を脱ぐ。ゆるい上りから、ちょっとした急登をぬけると『しらびそ小屋』が建っていた。そこで一休み。小屋の前から、硫黄岳の東面のがよく見える。また、ゆるやかな上りが続き、しばらく歩くと本沢温泉のテント場の到着した。到着する頃から雪が降り、風も出てきて寒さも増してきた。例年より雪も少なく寒さもゆるやかとは言え、やはり寒い。かまテントに全員集まり昼食をゆっくり食べて、その後は温泉に入ったりして体を休め明日の硫黄岳登頂にそなえた。

 温泉は内風呂と露天風呂があり、露天風呂の偵察に行くとすでに男女2名づつ(もちろんちば山のひと)が気持ち良さそうに入っていたので、遂つられて入ってしまった。温泉の色は乳白色で不透明なので入ってしまえば大丈夫。体もしんから温まり下界の疲れも癒された。













 1月11日(日)、昨日午後からの雪はあがり空は快晴。予定より起床が遅れたので素早く身支度を済ませ出発。天気がいいので登頂はできそうだ。北爪さんを先頭にゆっくり歩き出す。樹林帯は雪もしっかりあり風当たりは無い。一休みして歩くと程なく夏沢峠に到着。ここでアイゼンを装着する。夏沢峠のこまくさ荘から先はすぐに森林限界を超え、岩稜帯になり、信州側から吹き上げる風当たりが強く、雪も飛ばされていて歩きにくい。なるべく雪のあるところを選んで歩く。危険なところもなく硫黄岳頂上に到着。昨日、午後からの天気の崩れがうそのように雲一つない青空で360°の展望でした。赤岳の堂々とした姿が印象的でした。頂上はかなり寒いので早めに下山を開始。下山はアイゼンを引っ掛けないように慎重に下る。上りはゆっくりだが下りは早い。テント場に戻った後、テントを撤収して稲子湯に向けてさらに下山した。

 稲子湯登山口に到着後、稲子湯の温泉に入り、硫黄岳登頂の疲れを洗い流して帰路につきました。

 昨年12月にちば山の会に入会し、2回目の山行に参加しました。今回も13名と多数の参加で事前の準備等、大変なことだったと思います。全員無事に下山でき、リーダーの竹下さん、参加された皆様ありがとございました。

                                        記:石橋


                         

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