ちばやま

ちば山の会2004年02月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821



安達太良山のんびり下見山行

【日時】 2004年1月24日〜25日
【メンバー】 神山、小倉、笠原、鶴田、下田、大塚、室記

 24日土曜の早朝、室宅に全員集合し出発、東北道は渋滞もなく4:30分頃 稲毛発で現地には9時過ぎに到着。 山スキー組が小倉さん、鶴田さん、下田さんでツボ足組が神山さん、笠原さん、大塚さん、室。

 土曜日は全員で、あだたらスキー場のゲレンデ右端の登山道より、勢至平経由でくろがね小屋を目指す。強い寒気団が来ており前夜はかなりの積雪があったため、天候が心配であったが、我々の日ごろの行いが良いせいかとても良い天気となりました。

 寒がりの私は着ぶくれして、歩き出すとたちまち大汗をかきはじめ、衣類の調整をしました。笠原さんはウールのシャツ一枚、ベテランはさすがーと感心。スキー組は登りが大変だったようで遅れがちになり、ツボ足組は一足お先に登って行く。まもなく広い雪原に出て、安達太良山や他の山(名前がわからない)が良く見渡せる。ここは勢至平というらしい。気持ちの良い眺めでした。山頂とくろがね小屋の分岐を過ぎてまた傾斜が出始め、斜面をトラバースする道を歩いているとスキー組は戻るとの事で、ツボ足組4人でくろがね小屋を目指すこととする。ちょうどお昼頃くろがね小屋に到着。天気が変わって雪がちらつき始めた。笠原さん、神山さんがくろがね小屋の上の分岐あたりまで様子を見に行き、その後すぐに下山開始。(この下山が漫才道中のようだった)ピッケルの使い方や雪道の歩き方を笠原さんに教わりながら、下山していると雪と風が強くなり始めた。ゲレンデについて一杯100円のコーヒーで暖を取っている頃には、吹雪のようになっていた。笠原さんから「雪山の行動停止時間は2時から3時」と教わる。

 スキー組と合流し、温泉宿にチェックイン、すぐ温泉に入ってビールを飲みながら食事の支度、宴会と正しい山の温泉お泊りライフをエンジョイ♪ う〜んたまらないねえ。宿は格安で清潔で言うことなしでした。
とてもお薦め。

 翌日は快晴で、ツボ足組スキー組ともゴンドラに乗り、スキー組はゲレンデスキー、ツボ足組は山頂までの登山道の下見をすることとなる。すばらしいお天気で暖かく、雪景色の美しさに感激しながら登っていきました。山頂の近く、勢至平からの分岐点あたりまでくると樹氷が見られ、自然の造形の見事さにいたく感心感激。山スキーをしに来ている人達も沢山いて、みんな気持ちよさそうに新雪の斜面を滑っていました。

 山頂まではもうすぐのところまで来ていたが、時間切れでやむなく下山開始、下りはあっという間にゴンドラ駅へ到着。こんな程度では雪山とは言えないと言われそうですが、私にとっては初めて長い時間雪の山での行動でしたし、安達太良山はなだらかで登りやすく景色もすばらしく良い山だと思います。2月の定例山行はきっと楽しいものになることでしょう。

                                        記:室


                         

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