ちばやま

ちば山の会2004年08月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821



穂高春山山行


 5月1日から4日まで穂高に行ってきました。メンバーは9名(CL高梨、SL広木、土屋、横山、東方、大塚、神山、広木、八角)。連休初日の混雑を避けるため、30日夜2台の車に分乗して、関越まわりで沢渡に入りました。幕張本郷発(10:10)、沢渡町営駐車場(3:15)(途中横川で休憩)。沢渡でテント及び車中で仮眠をとります。

5月1日 晴れ
 沢渡(7:00)出発。上高地へ向かう途中、タクシーの中から垣間見える春の穂高が我々の眠気を覚ましてくれました。上高地(7:55)、明神(8:45)、徳沢(9:45)、横尾着(11:00)。横尾まではほとんど夏道でした。横尾を(11:35)に出発、本谷橋までは、ほぼ夏ルートで、それから先は沢の雪渓を上りました。涸沢着(3:45)。すでにテント場はいっぱいで、我々はヒュッテから一番遠い場所にテントを張りました。涸沢初日のテントは、明日の北尾根、奥穂を前にビールと酒と手作り料理で盛り上がりました。

5月2日 晴れ
・ 北尾根コース(広木、土屋)
(4:00)出発。前穂山頂(12:00)、奥穂山頂(3:00)、涸沢着(6:00)
・ 奥穂コース(高梨、横山、東方、大塚、神山、八角)
(6:20)出発。白出のコル(9:30)、奥穂山頂(10:40)、下山開始(11:00)、白出のコル(12:00)、涸沢着(1:30)
 計画書では、奥穂組は1日目が北穂、2日目が奥穂の予定でしたが、天候の崩れを考え、初日にメインの奥穂を登ることにしました。暗い時間に出発する北尾根の広木さんと土屋さんをテントの中から見送り、我々奥穂組は、1時間半ほど遅れてテント場を出発しました。快晴で風なし。美しい雪渓が広がり、視界は穂高岳山荘までくっきり望めました。横山さんをトップに時々北尾根を眺め、自分達の高度を確かめながら快調に高度を上げて穂高岳山荘にたどり着きました。そこで小休止して行動食を取り、奥穂の山頂を目指しました。途中、急な雪渓が2箇所ありましたが、登りではザイルは使いませんでした。鉄梯子を上り終えた辺りから強い風に吹かれましたが、山頂からは夏では見ることができない春の穂高の澄んだ景色に出会えました。ジャンダルムや槍などがよく見えました。山頂では皆で握手をして登頂を喜び合いました。山頂からの下りでは、高梨さんと横山さんが出してくれたザイルが大変心強く感じました。また、登りでもトップの横山さんのテンポがたいへん歩きやすかったとみんなから好評でした。山荘からは、視界が良かったので各自滑りながら下りました。

 涸沢では、広木さんのご主人が、我々の下山をカメラを構えて迎えてくれました。奥穂メンバー全員が下山したところで、広木さんと私たちは、ヒュッテのテラスで、雲ひとつないセルリアンブルーの空の下、涸沢大雪渓のパノラマを眺めながら生ビールで登頂の祝杯をあげました。その後、ハードな北尾根コースの土屋さんと広木さんが帰り、涸沢2日目の宴会が始まります。隣でテントを張っている「単独行」の北爪さんも加わり、夜の宴会は更にパワーアップしました。話題は旧会員の話から最近入会した新人会員へ、そしてみんなの酔いが最高に達したところで、高梨さんの「ちば山合コン山行」の提案でその夜はお開きになりました。

5月3日 霧
 涸沢出発(7:10)、北穂山頂(10:30)、涸沢着(12:40)
 涸沢出発(1:45)、横尾(4:00)、徳沢着(5:00)
 昨夜から天気が崩れ、強い雨まじりの風で、激しくテントが揺すられました。小さなテントが下に飛ばされるのを目撃するほどでした。北穂には6名(CL高梨、横山、東方、大塚、神山、土屋)と、北爪さんが同行しました。テント場を(7:10)に出発。残留は八角と広木夫妻。北穂山頂は霧に包まれいて何も見えず、小屋でコーヒーを飲みながら、北穂からの槍や北尾根の景色を想像してきたそうです。北穂に行った全員がテントに戻ってきてから、CL高梨さんからの提案で、予定を変更し、すぐにテントをたたんで涸沢を下ることになりました。それで、この日は徳沢まで歩いてテントを張りました。3日目の夜の食事も、地酒にワインにイタリア料理。そしてクッキーにレーズンバター・・・。思いも寄らない料理が出てきておじさん達を喜ばせてくれました。「食当」の大塚さん、神山さんに感謝です。ところで、初日の奥穂では、「ザイルパートナー」の存在を強く感じて帰ってこられた東方さんですが、テントではこの「ザイルパートナー」が話題になりました。登山をするものにとってこの言葉は重い言葉として受け止めなければならないと思います。

5月4日
 夜、涸沢も雨で、天気の崩れは早くやってきました。一日下山を早めたことによって余裕をもって上高地に帰って来ることができました。上高地では、「ビジターセンター」に寄って、みんな「岳人」を目指して、30分程穂高の勉強をして帰ってきました。その後は、いつもの町営温泉「せせらぎの湯」?に入ってきました。最高の穂高春山登山でした。
(八角 記)

                         

BACK