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玄倉川女郎小屋沢(丹沢)

日時:2005年7月2〜3日
メンバー:(L)上茂・石橋・渡辺三・小俣(記)

 2日(土) 玄倉林道のユーシンのゲート前駐車場にて前夜泊。

 3日(日) 6:05ゲートを越えてユーシン林道をいく。ガイドブックに40分とあるのを、立間橋からにもかかわらずゲートからと勘違いし、石崩洞門まで歩いてしまう。間違いに気付き、林道を戻り、女郎小屋沢への下降点を探す。目印の山北町の看板は落ちており、下に立掛けられていた。7:10入り口は少し分かりにくいが、藪の中に明瞭な踏跡があり、玄倉川へ下降。林の中の女郎小屋沢の出合は二俣になっており、右俣へ入る。沢シューズに履き替える(7:20〜40)。

 堰堤を高巻き、最初の3mトユ状の滝はつっぱりで登る(7:55)。すぐに15mの滝となる。右壁の残置ハーケンを使い、三ちゃんリードにて攀る。上1/3ほどが、外傾気味のスタンスにていやらしい(8:05〜9:00)。15m滝であるが、40mロープほぼ一杯使う。15mより高いかも・・・8m滝を越えたあとのナメで一休み(9:25〜35)。次の鎖のある5m滝は、すでに鎖はなく、残置ロープも滝下に落ちている。水流の右を登り、落ち口の左への1歩が微妙――残置があるとうれしいところ。落ちていたロープを引いて上がり、鎖跡にフィックスしておく。次の人へサービス―― (〜9:48)

 いよいよ核心の6m滝。ゴルジュの中の垂壁、下からはホールドがあるように見えるが、いざ登ると細かく大変。残置ハーケンランニングビレイをとった後が細かく、上茂さんリードするもスリップ。シュリンゲあぶみを利用して攀りきる。後続はAOでこえる。続けて現れる野猿棚は幅広の開放感のある滝にて、1段目2段目と軽く登り、お助け紐を出したりしながら4段目まで各自登攀(〜11:15)。徐々に沢幅が狭まり、左に涸れ沢を分けると水の無いゴルジュとなる。源頭が、こんなに暗く狭いゴルジュが続く所は初めてだ。ゴルジュの中にCS滝が次々と現れ、乗り越えていくと、ついにザレの詰めとなる。

 滑り落ちそうなザレ登りきれば、狭い女郎小屋乗越につく。2人も立てば一杯で崩壊が激しい。東沢への下降も、ザレでグズグズ。1Pだけ懸垂下降し、あとはだましだましザレの中を下降。東沢の水流に出た時は、ホッとする(1:10)。東沢の滑床を下り、小川谷につく(1:25〜30)。1月前にも来た小川谷終了点、右岸の登山道に上がり、穴平橋(2:48)、立間大橋(3:40)へと下山。駐車場着3:50。。


                                 小俣

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2005年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会 
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