ちばやま

ちば山の会1998年9月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821

<<7月31日夜、6人で出発。>>    ― 8月1〜2日 小川山 長岡知美 ―

2時頃小川山到着。渡辺俊さんと合流する。朝5時起床。各自朝食を摂った 後富樫(良)さんは金峰山ハイキングヘ、他6人は岩登りへ出発した。6時半、 父岩に着き西潟さんがリードをとり、トップロープで登り始めた。1本目を登 りきり達成感と充実感に浸りながら次のルードに挑んでみたが終了点まであと 5メ―トルというところで手も足も出せなくなり渋々後退。懲りずに次のルー トに挑むがまたもやあと5メートルで後退。落胆しながら上を見上げると私が 苦戦の末登れなかった難所を難無く登っていく富樫さんや、爽快な顔つきで降 りて来て「あのルートはお買い得だよ」と笑っている西潟さんがいるではない か。こうなるともうすっかリヤル気を失くしてしまい、憂さ晴らしで食い気に 走り貴重な行動食を食べ尽くしてしまった。(後で後悔したことは言うまでも ない・・・)早朝から登り始めたため皆いい加減に疲れが出てきたということ で、午後2時頃1度テント場に戻る。軽食を摂りなから「今日はもう十分に登 った」と皆□々に言っていたにもかかわらず再び岩場へ向かう。夕方まで昼寝 をするつもりでいた私は予想外の展開にあっけに取られてしまった。みんなタ フすぎる!!午後3時半、恐れ多くも岩登り再スタート。西潟さんが足場がな く濡れた岩と格聞しだす。自ら「これは無理だ!」を連呼しつつも登ってしま った。噂には聞いていたが流石だ。次に富樫さんが登る。足どりが何とも軽く あっという間に登り切ってしまった。続いて今さっきまで大口を開けて寝入っ ていた倉田さんが登る。これまた登り切ってしまった。私も午前中の敗北を肥 やしに闘志満々で登り出したのだがどうにも進めない。とその時ちば山の会の 名クライマーTさんの姿が浮かんできた。クライミングの知識・技術が全くな い私は実はこの日朝からベテランの皆さんに習おうと登る姿を見ていたのだが どうもTさん1人だけ時々異様な登り方をしているのだ。Tさんは時々余ルト に足をかけたり、ヌンチャクをかけたりして登っていた。そんなTさんの術を 思い出し、早速目の前にあるボルトにヌンチャクをかけ、なんとか体を持ち上 げた。その後も何度かTさんの術を使いようやく登り切れたのだ。この上ない 爽快感だ。俊さんも、午前中にケガをして腫れあがってしまった指で頑張り完 登。午後5時半、皆が御満悦の笑みを浮かべたところでテント場に戻る。テン ト場へ着いて早速乾杯。良子さんの金峰山ハイクも途中で1人気ままにビール を呑んだり、温泉に入ったりで満足できたらしい。夜9時頃就寝。  2日、7時起床。皆、十分に眠れたらしく朝からものすごい食欲だ。良子さ ん、ケガ人の俊さん、二日酔いの井上さんをテント場に残して4人で岩場へ向 かう。富樫さん・倉田さんペア。西潟さん・私ベアの2ペアに分かれ5ピッチ のルートを登って行った。スラブ続きで登りづらく、手こずったが1ピッチず つ登って行くごとに増していく高度感と眺望の素晴しさがたまらなく気持ちよ い。午後1時頂上に立つ。他の3人の足を引っ張りながらも頂上まで登れたこ とに感激した。富樫さんも大感激だ。午後2時テント場に戻ると待っていた3 人が片付けを済ませていてくれたためすぐに車に乗り込む。途端に睡魔に襲わ れた。途中で食べたあの美味しい手打ちそばは夢か現実か…。(運転手さんゴ メンナサイ)  今回の山行は感激の連続でした。あんなにすさまじい岩場をのばらせてもら って大感激でした。私と恐怖のベアを組んでくれた西潟さん(さぞかし恐ろし かったことでしょう)富樫さん、倉田さん、俊さん、井上さん、私の手際の悪 さに苛立ち、危うさにハラハラさせられたにもかかわらず、常に親切に協力し て頂いたことに感謝しています。ありがとうございました。
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