ちばやま

ちば山の会1998年10月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

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<<マッターホルン:ヘルンリ稜>>    第1部:出発  1998年8月1日〜1998年8月9日

 マッターホルンヘルンリ稜に行って来ました。  8月1日に成田を出発。翌、2日マッターホルンの麓の町、ツェルマットに到着。天気が良ければ、 もうここから、マッターホルンが見えるのですが、生憎の曇空で、ガスの中に隠れていました。  天気が良くないので、どうしようか迷いましたが、予定通り、ブライトホルンに行く事にしました。 KLマッターホルン山頂駅(3800m)に着くと、真っ白で何も見えない状態…。結局、1時間程歩いて 戻ってきました。  それから2日間の3日と4日も、天候がすぐれず、アルプスハイキングをして体を慣らしておきま した。と、言いたい所ですが、歩きすぎで疲れてしまいました。  ツェルマットの駅前広場の所に、インフォメーションセンターがあり、そこに、天気予報も掲示さ れていましたもよく当たるそうです。その天気予報によると、いよいよ5日から晴れてくるという事 でしたので、6日をアタック日とし、5日にヘルンリ小屋に向かう事にしました。一応、5日の朝も、 インフォメーションセンターに寄り、天気の確認をして、ロープウェーに乗り込みました。  ヘルンリ小屋は、ロープウェ‐の終点、シュバルツゼーから歩いて2時間程の距離です。ヘルンリ 小屋には昼頃到着し、それから偵察に出かけました。  偵察に出て、ヨーロッパの山の大きさを知る事になりました。  道はどこでも行けそうなのですが、ちょつと外してしまうとガレていて、とても歩きにくいのです。 みんなが迷った踏跡も多く、どれが正しい道なのかすぐには分からないのです。正しいルートをとら ないと、思わぬ時間のロスになってしまいます。  この日、2回偵察を行なったのですが、 1回目は、ルートファインディングの難しさにめげてしまい ました。ガイドを雇って行こうかとも考えましたが、気を取り直し、再び偵察に出掛ける事にしました。 1回日の到逮地点まで行った所で、東京の九十九山の会の人達も偵察していました。  互いにルートを捜すうちに、先に進めるようになり、ほのかな自信も湧いてきました。ヘルンリ小屋 から2時間程歩いた所で、偵察を終えました。  そして、8月6日。出発の朝を迎えました。うー、でも、アルプスハイキングと前日の偵察の疲れが 残っている感じでした。 それはさておき、朝暗い中、4時過ぎ頃ヘルンリ小屋を出発。マッターホルンの頂を目指して…。             第1部終了。
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