ちばやま

ちば山の会1999年1月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821


<<冬山トレーニングとして、西黒属根に行ってきました>> 白石 美穂

 ラッセルが深いと、一泊2日の行程になるので、日帰りの目標で、一泊する準備(テント、シュラフ、シュラフカバー、EPIガス)をしてでかけました。

 朝7:00に西黒尾根末端に付くと、トレースがなく、白石敏、倉田君、船橋の飯塚君が、足跡を付けはじめました。雪はひざく°らいで、赤いテープもあり、道に迷うところはありません。巌剛新道との分岐のちょっと手前に、鎖場があり、飯塚君は鎖を使わずに、私はあるものはなんでも使い、愛子さんはザイルを付けて、乗越してきました。

 ここから先の山頂までは、飯塚君が一人で飛ばして、トレースを付けてくれました。おいしい所を持っていかれちやったな。途中、岩が出ていたところは雪が柔らかく、心配していたほど難しくはなかったです。その先は雪稜が続き、ザング岩の脇を通って、天神尾根と合流し山頂を踏みました。山頂で「千恵子一番、谷川2番」の谷川おじさんに会い、一緒に山頂写真に収まりました。

 山頂はガスがあったけれど、少し下れば天気が良く、避難小屋も、ポールも見つけられ、大展望が楽しめました。

 下山は西黒尾根を下降しました。一番心配だった下降点も見つけられ、すぐの急稜も、後向きになって、難なく通過できました。あとはばつちり付いたトレースに沿って、ナイフリッジ、雪庇に気を付けながら、3時間で串道に着きました。  天候に恵まれ、比較的容易に、ビストンできましたが、10時間の行動時間を考えれば、冬山の卜レーニングに充分なりました。  当初、竹内さんも行く予定でしたが、聞いたところによると、耐寒訓練をして風邪を引いてしまい、一緒に行けませんでした。残念。

 日帰り山行のわりに、充分楽しめた山行でした。

BACK