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2007年12月1日〜2日 御岳東稜/ゴシュウ山




【山域】裏妙義/西上州
【場所】御岳東稜/ゴシュウ山
【登山方法】藪岩稜
【日時】2007年12月1日〜2日
【メンバー】CL柘植、小俣、石橋、吉川(記)
【記録】12/1土気5:00−松井田妙義IC−東稜取付(駐車)9:20−中間部岩壁帯取付10:10−岩壁帯上稜線13:30−御岳山頂14:15/14:30−産泰山との鞍部15:00−林道出合15:30−駐車地点16:00到着

12/2下高原7:30−木々岩峠8:20−ゴシュウ山9:20/9:40−物語山分岐11:20/11:40−1166.7ピーク12:10−トヤ山12:50/13:20−林道出合14:20/14:50−下高原15:35−下仁田IC−土気19:40


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1.御岳東稜から横川駅方面

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2.小ピークを懸垂で下りる吉川さん

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3.同じく石橋さん

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4.中部岸壁帯に向かう

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5.核心部を越えて憩いのひと時

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6.御岳山頂にて

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7.御岳から望む表妙義

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8.木々岩の一本岩

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9.木々岩峠付近から望む妙義山塊

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10.ゴシュウ山頂にて

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11.はるばる歩いてトヤ山頂にて

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12.トヤ山から望む西上州の山々

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13.戻ってきた下高原から鹿岳

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【内容】 12/1 御岳から東に延びる尾根を、中木ダム近くの藪から急斜面の尾根に取り付く。信仰の山らしく、石碑が幾つも南向きに祭られていた。中間部岩壁帯下部は、ルンゼに落ち葉が厚く積り、足場の悪い急登をよじ登る、ルンゼ最上部のトラバースで、一息次ぐ。次々と、浮石の多い岩稜帯を登攀し、今日、一番いやらしい垂直の岩のトラバースは、慎重に通過し、草付までくると、ホッとした。この後は、アキレス腱を伸ばしながら登り、稜線上に立つ、丁須の頭、赤岩、烏帽子岩の裏妙義や、白雲山、相馬岳の表妙義の奇岩郡を眺め、かって、どきどきしながら登攀したのを思い出す。木々の間から見る、横川の町の景色も又いい感じ!暫く、気持ち良く進むが、不迷路な笹の急登を登りきると、御岳の山頂に立った。

下り始めは、一般道なので、迷うことなく、順調だったが、産泰山をトラバースしながら、東稜の尾根に出て、間もなく分岐し、一般道から外れ沢沿いに下りる、踏み跡は、不迷路となり、標柱を時々見ながら、御岳沢近くを下り、最後は、とげとげの藪を抜けて、林道に出る。ロープは、5、6回だしてもらって、懸垂下降もできたし、おおいに楽しんだ。

12/2 前に、鹿岳を一周した時、駐車場だった所は、秋の台風で、削り取られていた。この少し先に駐車し、入山する。鹿岳への分岐を過ぎると、一本岩を左に見て、すぐに、藪に入る。時々消える踏み跡も、ピンクの目印に助けられ、木々岩峠に出る。峠は、舗装された林道に切断されていた。2時間足らずで、ゴシュウ山山頂に立つ。妙義、浅間山、上州武尊、谷川岳、荒船山などの展望し、腹ごしらえして、先を急ぐ。地図で、現在地を確かめながら、アップダウンの繰り返し、縫うように尾根を忠実にあるく。落葉した広葉樹の中を木漏れ日を浴び気持ち良く歩くが、たまに踏み跡から外れると藪こぎしたりして進む。、物語山への分岐で一休み!ここから南に向きを変え、毛無岩から荒船山への稜線を右手に眺めながら進み、1166.7のピークで、現在地を確認して、なだらかな尾根をトバして、トヤ山山頂に出ると、正面には、八ヶ岳の、南北に広がった景色に新たな感動をする。

これからの下りは、昭文社の地図では、実線のルートを辿る。さすが立派な登山道と思いながら下山していると、尾根から谷筋に下るルートが見つからず往生する。やっと見つけた、登山道も、大きく崩壊したりし荒れていて不明朗であった。とても一般登山者が歩ける登山道ではなかった。沢に崩れた倒木など、台風の爪あと凄さを感じながら、やっと林道に辿り着いた。最近の昭文社の地図には、このルートに?マークがついていた。ロープは使わなかったが、急斜面を、四つんばいになって登ったり、つかまる所が無い時は、指をアイゼンの様に使ったり、緊張しながら、変化のあるミニ縦走に大満足した。同行者に感謝!

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2007年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会 
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