前武尊山山スキー報告

【山域】 群馬県 前武尊山山スキー報告(m)
【日時と天候】 2007年2月11日 
【メンバー】 CL菊池、SL長池、岡田、辻本
【行程】 オグナ武尊スキー場→前武尊山頂→剣が峰鞍部→荒砥沢→剣が峰鞍部→十二沢→スキー場ゲレンデ

 宿の車で送ってもらいOGUNAほたかゲレンデへ。リフトトップで シールを張り前武尊山に向かう。いきなりの急登にあえぎ、またシールもうまく 乗れないところがあり、皆に迷惑をかけてしまった。山スキーへの注意書きが随 所に張り出してあったらしいが見る余裕がない。急登を約1時間で山頂。お地蔵 様は台座まで雪がなかった。シールのまま剣が峰との鞍部へ下る。直滑降で雄叫 びを上げて行ったまでは良かったが、鞍部で顔からおもいっきりダイブ!暫し悶 絶。長池さんに笑われる。もうゴーグルは役に立たない。

《ここからは長池調》 ブナの樹林はノートラック。寡雪で例年より細かいブッシュが出ている。雪つき は良い。シールを剥がすのももどかしく、深い純白の斜面に飛び込む。 頭から突っ込む者、腿をバンバンに腫らす者、樹幹に飛び込む者、雪の天国だ。 パウダースノーとはまさにこのことだ。登り返して2本。もう最高!

《再び辻本》 頭から突っ込み、眼鏡に雪が付着して見えず、足が突っ張りと苦労して滑降?し たのにまた300m登るのか。喘ぎながら着いて行くが、どんどん離される。でも リーダーはしっかりと私をリードしてくれる。シール登攀にトラブル個所でも、 叱咤激励とテクニックを教えていただく。 2本目は度胸を決めて膝を入れたのが良かったのか、少しは滑降らしくなった。 深雪の楽しさを味わえ出したようだ。2本目の登りも皆が私に合わせてくれ、写 真に撮られる余裕もでてきた。

稜線から前武尊に登り返す斜面では、足が攣り出し再び遅れる。今回は迷惑をか けどおし。(皆様、お許し下んせ・・) 前武尊山頂から十二沢への滑降は、下手くそな私でもご機嫌になりました。頭か ら突っ込むのは当然ですが、その気持ちの良いこと。ご機嫌で十二沢からゲレン デに戻り、腿をパンパンに腫らせながら、爽快に山麓のロッジまで滑降。 充実した2日間であった。



                                                     (辻本 記)

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2007年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会 
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