【日時】2008 年6 月6 日 【山域・場所】富士山須走り口 【参加加者】長池単独 【天候】晴れ 【行程】2:30 千葉→5:00 須走口5:30 発→11:45、3570m→13:40 須走口→伊豆稲取 【記録】 ・気温 駐車場8℃。 ・天候 御殿場int では篠突く雨、ダメかと思ったが五合に至ると雲海の上は快晴。 風は弱風、時折耐風姿勢。 ・積雪 五合駐車場から45 分ブル道を歩く、2350mから雪が出てくるが2500m以下 は小石が散在しスキーは使えない。ブルが吉田口の中腹小屋まで除雪を 行っており雪渓の中間を横切っているため、山側が2mほどの雪壁になっ ている。この雪壁を登るのにスキーをスコップ代わりに使って道を作り乗 り越える。 気温が上がりルート全体、ブーツの踵が埋まるくらいの軟雪である。 ・登高 今日は絶対にジグは切らない、最後まで直登を貫く。同窓会に出席するの で12 時には滑降開始と決めて出発。結局3570mでタイムアップ。山頂は目 の前だがここで折り返す。こういった余韻を残すのもいいか! ・滑降 終始快適とは言いにくい軟雪ザラメだが、このどでかい雪面を独り占めだ。 登りのまっすぐな靴跡の横に、板のシュプールが並んで幾何模様を刻む。 下から眺めて悦に入る。アホなスキー野郎の自己満足だ。 ・下山 2500m以下は板を担いで火山灰に覆われた雪面を下る。ブル道は奇麗に 整地されてフカフカである。そこをドカドカと靴跡を付けるのが申し訳 ないようだ。 ※幻の滝:観光で訪れたお客さんにその滝は何処かと聞かれる。知らなかったが 5/17 に登った沢なのだ。その時は雪に埋もれていたが、今は滝になって いるらしい。いくつかあると聞いた。雪解けだけの短い命である。 ※鹿たち:早朝に食事に出るのだろうか、須走り口の林道は鹿たちが闊歩する。 車の前に何度も飛び出すのでヒヤっとすることもある。