富士山吉田大沢(614日)大滑走


残雪の多さと、MLでの報告に誘われ滑り収めを延長し、新雪の吉田大沢を堪能できました。

【山域】富士山
【日時と天候】2008614日 晴れのち曇り 気温山頂で5前後 山頂で最大風速15m
【メンバー】CL菊池(TM:59才)、沢田(アルペン:63才)
【行程】スバルライン五合目駐車場:5:15−山頂11:40−白山岳方向へ約100m(鞍部)のドロップポイント12:15−吉田大沢滑走−2750m地点滑走終了ー駐車場14:15

・下界では30度前後の高温であったが、12日に降雪があり、山頂から暫らくはやや重い新雪(10cm前後)滑走を楽しめた。
 山頂の岩壁から3本の表層雪崩(前日のものか、幅は10mくらい)があり、最長3000mくらいまで達していた。
 雪面は荒れておらず、素晴らしい滑走感であった。3000付近から雪渓が2本に分断された地点から暫らくは
 小さな落石が散在しており、滑走面を痛めないようにゆっくりくだった。
・ドロップポイント:登山道付近は岩・ガレ場が露出しており山頂からの滑走は不可能。白山岳方面へ約100m進んだ鞍部が恰好のポイント(1本のトレースあり)である。山頂に達する前から雲が湧いてきており、滑走直前にはホワイトアウトとなったが、痺れを切らし滑走開始直後から神様のお恵みで、晴れ間が広がった。
・富士山おなじみの富士宮Kさんにお会いでき、いろいろ楽しいお話を伺えました。
 我々を追って尻セードで下ってきた30代前半の二人は、なんと1合目(1500m)から4時間45分で山頂に達したということである。神奈川県在住であり、ロック専門と話していた。
・吉田大沢の山スキーは3回目であるが、初めて山頂から滑走することができた。
 滑落の危険性のない高温の日を選ぶことがポイントであり、残雪の多い年の、梅雨の晴れ間は正に旬と感じた。
・6月1日の富士宮では2日間の寝不足で山頂直前ではヘロヘロであったが、今回は体調良好、クエン酸入りスポーツドリンクをハイドレーションでしっかり補給し、行動食もしっかり摂ったためか比較的樂であった。
・今月一杯は楽しめそうです。