参加者 柘植、藤木、西山、赤平、浜本
第1のハプニング
途中下車組み全員がザックを背負ったはずなのに一つザックが余っていた、なんと渡辺(俊)さんのものだった。
第2のハプニング
橋が落ちてしまったのか、土樽駅手前5km位で蓬峠組共々下ろされ寝ぼけ眼の状態で歩く羽目になり頭の中の整理がつかぬまま、1時間かけてなんとか土樽駅に到着することができたが、すでに4:30を過ぎ6:30出発と云うことで仮眠もそこそこに、どんより曇空の出発となった。
沢は、以前から興味があったが一人で行くことも出来ず、ちばやまに入会してようやく行くことができるようになり福島の大滝沢、新歓の丹沢に続いて3回目となった。今回は、今までの沢と違って食料、寝袋等すべて背負って行かなくてはいけないこともあり更にこのメンバーの中では技術、体力とも明らかに劣っている自分にとっては、とても緊張の連続であった。苔付き岩が多いせいかしっかり加重しないと思わぬところで滑って転倒しそうになったり、行動食を摂っていたつもりだったが、午後になったころからちょっとバテぎみで、遅れだしてしまった。危険な場所などでは、必ず誰かが見ていてくれたりお助けロープを垂らしてくれたりと、とても助かりました。沢を詰めた後、30分位のはずのヤブコギのはずが、行けども行けども終わりが無くヤブの上に足を乗せれば滑り落ちそうになるし、腕はぱんぱんになるはで、精も魂も尽き果ててしまい頭の中が真っ白で、必死に後に着いて1時間を過ぎたころ先行していた柘植さん達から尾根すじにでたらしい歓声があがった。自分が最後にヤブから顔を出し全員で握手を交わし、終わった安堵感と満足感で思わず涙目になりそうになってしまった。避難小屋について着替えを済まし皆で酒を酌み交わし、とても心地よい疲れの中で7時には床についていた。
同行した皆さんには、行動中とても気を遣って頂き怪我も無く楽しい山行ができ、ありがとうございました。次回、行くときは、技術的なことはともかく、もう少し体力をつけたいと思いました。