ちばやま

ちば山の会2001年12月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821



八ヶ岳


柘植、菊池、石原、船山、東郷(記)

10月19日
夜、10:00分菊池さんの車で5人を乗せ、市役所を出発。多少の渋滞はあったものの、午前2:00頃美しの森駐車場に到着。そして仮眠。

10月20日
素晴らしいお天気の中、朝6時頃見界尾根経由で、赤岳へ向け出発。少しの間、車道歩きなので周りを見渡すと、とても綺麗な紅葉。しかし葉も大分落ち冬真近を感じさせる。3年前に違うルートで赤岳に登ったが、その時は段々天気が悪くなり、頂上では雨になってしまった。今日は、年に何回しかないような好天気、しかも頼もしい男性人に囲まれらラッキーな山行になりました。

さて、この山はなんと登り難いでしょう。足場はボロボロ崩れやすい岩や石。(後ろの人怪我はしませんでしたか。)おまけに鎖や鉄梯子が多く、慣れてない私には緊張の連続でした。12時過ぎやっとのおもいで山頂に到着。素晴らしい展望です。富士山、南、中央アルプス、浅間連山、奥秩父の山々と360度の大パノラマに感激し、疲れも忘れ別世界の光景に、しばし呆然と見入ってしまいました。しかしアッという間に休憩も終わり、キレット小屋を目指し、急なガレ場を下降し始めます。4時近くテント場に到着。酸化した山肌が本当に赤く夕日を受けて、名前の由来の通りになりました。

今日の夕食は、海鮮鍋。カニ、はまぐり、等々。(一度やってみたかったのよね)白菜など重い物も多いし、ゴミも沢山出るけど、さすがちば山の男達。重い食材を文句一つ言わず黙々と運んでくれました。感謝、感謝。

夜、大分風が出てきてテントがハタハタ音を立てる中、眠りにつきました。

10月21日
今日は権現岳に登ります。昨日とは違い曇っていて風も強く、とても寒いです。そんな中を昨日と同じようなガレ場を上り下りし、そして今日のハイライト源治梯子に着きました。垂直に固定された61段のハシゴは半分朽ちていて余計に怖さを誘います。途中で休もうにも、手と足に力を入れた状態なので、止まっていても疲れるのです。やっとの思いで登りきり、風も強くここは本当にくたびれました。そして又昨日と負けず劣らずの鎖場を幾つも越え、アップダウンを繰り返しながら権現頂上へ到着。岩峰の山頂は狭く鉾が立っていて東側がきれ落ちています。眺めが良いはずだが視界が悪く何も見えません。(ああ残念。)吹き飛ばされそうな風の勢いに、早々にここを出発。急な岩尾根の鎖場を下り三つ頭へ出る。そして天女山へ。

天女山入り口の駐車場から、柘植さん、石原さんが車をとりに美しの森へ向かってくれ残りの私達は有難く身体を休めさせて頂きました。。
八ヶ岳は、多数の山々を抱え見応えがあり、又登っても満足のいく素晴らしい山です。このような所に導いてくれ、サポートしてくれた皆さん本当に有難う御座いました。今年一番の、思い出に残る山行になりました。


                         菊池

BACK