ちばやま

ちば山の会2003年7月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel%Fax 043-255-9821



前穂高北尾根に行ってきました

リーダー 田中・高梨・広木・上茂・三代川・小倉

(行き)市原(田中宅)20時発=小倉宅=上茂宅=千葉駅(高梨さん)=広木宅
    新習志野駅(三代川さん)=東関道・首都・中央道=松本IC=沢渡1:30着
       6:30タクシー発=上高地7:00
(帰り)上高地11:30タクシー発=沢渡12:00=(昼食・入浴)=松本IC=往路を     辿り帰途=市原19:00着

(5日)市原の田中(自宅)を20時に出発し、東関道・首都・中央高速を通り、松本ICで降り沢渡まで夜行で入り、此処で仮眠する。

(6日)6:30に アルピコタクシーで、上高地に入る。
上高地からはひさしぶりの奥上高地のかって知ったる道を3時間で横尾に達し、新しくなった橋を渡り本谷橋めざし進む、本谷橋からは夏道はまだ橋も掛かって居らず、進めなく、代わりに沢伝いにすぐ雪渓が現れこれを10分ほど行くと、雪渓は切れ、左岸(右側)の横尾尾根側の夏は通らない沢岸にロープが張られ15分ほど、進むと又雪渓となりこの先は涸沢まで続いていて、夏より快適に入る事ができた。テントで食事と軽いお酒も入った後に、明日に備え就寝した。

(7日)朝3時起床し、4:50分に5.6のコル目指して、登山を開始する。コルまで雪に被われ上部はかなりの傾斜で圧倒されるような斜面をゆっくりと登り、コルに着く。此処で身支度を完全に整え、5峰へ取り付き、次に4峰の岩場を登り(4峰の岸壁を見ながら)3・4のコルへ一部ザイルを使い下降する。

3峰はザイルを結び、田中、広木、上茂、三代川、小倉、ラスト高梨で左から巻き気味に1ピッチを登る、2ピッチ目はチョックストンの有る凹角(チムニーか?)を登り、3ピッチはかぶり気味の壁を越え3峰の頭に出て、2峰・主峰は難なく越え山頂に達する。此処で、登攀具をしまい、吊り尾根の夏道(岳沢側の美紀子平のトラバースルート)に下り、夏道伝いに途中の3箇所ほどの雪渓を渡り、奥穂山頂に達する。この頃から雲行きが怪しくなり、穂高山荘に着く頃よりミゾレとなる、だんだんと悪くなり雷鳴と共に雪や雨が強く、その中でザイテングラードを下降すること30分で、途中の馬の背状の岩場を下りるか又は左の(北穂側)雪渓を直接下降するか迷うが、ザイルを100mを流し、プルージックで、広木・上茂・三代川が下り2ピッチを使用する。後は、ゆるくなった雪渓を雷鳴と濃いガスとミゾレを楽しみながら??全員、涸沢へ帰りつく。 (8日)朝食の後、昨夜の雪で白く輝く吊り尾根を見ながら、帰り支度を整え、6時涸沢発まだ豊富に残る雪渓を各自思い思いにルートを取り、、一気に本谷橋から横尾へ下山し、上高地へ2時間40分で着く。途中で竜島温泉のせせらぎの湯につかり、往路を辿り帰途に付く。

                         田中(記)

BACK