ちばやま

ちば山の会2003年9月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel%Fax 043-255-9821



7月の定例山行に参加して

      鷹巣谷、棡葉窪


日時:7月26日〜27日 リーダー:柘植
メンバー:石井、上茂、大塚、神山、加藤、下田、高梨、鶴田、永田、 三輪、 【記】澤田

ちば山に入れていただいてから沢登りにいってみたいなとずっと思っていましたが、チャンスのないままでした。去年は、今年こそと思い沢靴を買いましたが、4回くらい振られてしまい、がっかりしていたら渡辺浩之さんに「澤田さん、沢は、来年だね。」とあの笑顔で言われて、そうだよね、山だって20年くらいずっと行きたいなと思っていてやっと実現したんだものと思い直しました。さていよいよ今年と沢講習に申しんだものの一週間前から熱が下がらず生まれて初めての点滴まで受ける始末。私って、沢とよっぽど縁がないのね、とおもいましたが、柘植さんに「初心者でも大丈夫だよ。」 といって頂いて、講習会は、受けずに今回いきなりの参加となりました。目指すは、雲取山の大雲取谷と小雲取谷です。

ところが、着いてみると土砂崩れで、通行禁止となっていて、リーダーの柘植さんが、急遽、行き先を考える事になってしまいました。鷹巣谷に決まり、いよいよスタートしたのは、10:00でした。なれていなくて仕度も手間取ってしまい迷惑になったらどうしようと、どきどきしていたら永田さんが、すぐ後ろに着いてくださることとなり何か頼もしいナイトが守ってくれているようで、安心してついていくことができました。登っていくうちに子供の頃近所の仲間とよその家の塀に攀じ登って、ざくろを盗んだり、屋根から飛び降りたりした事が、こんなところで役に立つとはと思いながら必死で、着いていきました。腰まで水につかると何だか度胸がついて、だんだん楽しくなり、滝が出てくると柘植さんのまねをして、腰に手を当てて、すぐ後ろで、うーんあそこに足を置いて、左かななんて思っていると柘植さんが、さっさと右から上り始めたり私が、今度は、右でしょうなんて思っていると、左にといった感じでした。滝になっているところで、何度か柘植さんが、ロープを出してくださったのですが、私は、3回も足を滑らせてビショビショになりました。そのうえプルジックの意味がわからずに自分のロープが着いてこないなどと言って、神山さんを困らせ、笑わせてしまいました。高梨さんに引っ張り上げてもらってなんとかあがれましたが、今度は、寒くてふるえました。またまた神山さんが登場し、ちいさなかわいいタオルケットを貸してくれおいしいドライフルーツまでくれたので、すぐに元気になりました。

15:30に沢が、終わりほっとしていたら今度は、背の高い笹と泥んこ道の籔漕ぎでした。多分柘植さん以外は、もううんざりと思った頃、頂上につきました。16:00でした。下山するともう18:00で、すぐに奥多摩駅近くのもえぎの湯に入り奥多摩湖畔の駐車場にテントを張りました。トイレも水場もあり快適と思っていたらそこは、夜中にバイクに乗る方たちの遊び場でした。とはいえ何とか眠ってしまいましたが。

翌日27日は、棡葉窪に9:40入渓。2時間ほどであっという間に終わってしまったという感じでしたが、水量多く変化に富んだ楽しい沢でした。籔こぎもなく30分で下山し12:00には、戻ってきました。帰りにつるつる温泉に寄り、ひざを見たら見事にぶつけたところが、青あざになっていました。こんどは、ひざあてを買おうと思い千葉に戻りました。はじめての沢は、想像していたとおり楽しい経験となりました。梅雨があけて、暑くなったらもっと楽しいでしょう。また是非行きたいと思います。

リーダーの柘植さんをはじめお世話になった皆様ありがとうございました。
山行報告と言うよりもただの感想文となりました。

                         澤田(記)

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