ちばやま

ちば山の会2003年10月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel%Fax 043-255-9821



白毛門沢沢登り報告


日時:9月7日  リーダー:神山
メンバー:神山(CL)小倉時(SL)、富樫(SL)、藤木、広木愛、広木国、大塚正、渡辺俊、石井、上茂、奥田、加藤洋(記録)

今回は新人の奥田さんも含め12名となったため2パーティーに分かれて入渓する(6:20)。幅広で雄大なハナゲの滝までは水と戯れながら行く。ハナゲの滝は左側で中段まで行きザイルを使って右側へ渡る。この上はトイ状の緩やかなナメとなり東黒沢出合で全員で記念撮影(7:20)。直後左側の高い岩棚から沢床に降り藤木さんのように軽快に攀じ登ろうとすると四つん這いの状態で滑ってしまった。3段8Mの滝上部にタラタラのセン(大滝)が望める。核心部の連瀑帯は最初右からプルージックで、次に左からザイルで、直下の滝はシュリンゲを木にかけて枯れ木を掴んで強引に登る。タラタラのセンは左から藪の中を高巻く。その後展望は良いが傾斜の強いナメ(笹穴沢よりは易)をルートに注意しながら登り、巨大な大岩の前にて大休止。土合駅舎や天神平スキー場の展望が素晴らしい。この大岩を過ぎると白毛門稜線、ジジ岩、ババ岩が見えてくる。二俣で右の本流に入ると源頭部の傾斜の強いスラブとなるが、順層でホールドが豊富なので快適に高度を稼いでいく。辿り着いた所は白毛門の狭い頂上で(11:30)ガスが出てきたため展望は利かなかった。2:00頃駐車場に下山したが一足先に下山した藤木さんが湯檜曽までビールを買ってきてくれて全員で乾杯した。帰路は温泉センター(300円、石鹸なし)に立ち寄り汗を流した。


                         加藤洋(記)

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