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ちばやま |
ちば山の会2004年02月
千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方
Tel・Fax 043-255-9821 |
西上州、高反・笠丸・天丸
2003.12.28-29 メンバー:柘植、三代川
【高反山】
人気(ひとけ)の少ないこのあたりの山の中でもとりわけ人気のなさそうな山。縦走コースをとりたかったが、直前にこの計画を決めたため、ガイドブックがないのと、車なので出発地点に戻らなければならないので、勝山からの往復とする。送電線鉄塔までは落ち葉に埋もれてはいるが、幅広い明瞭な道が続く。そこから先は次第に不明瞭になり、やがて道といえるものはなくなってしまう。南面の尾根のせいか、このあたりから少し雪が出てくるが、スパッツなどは不要。赤テープがところどころについているが、迷いやすそうなところには持参した赤布をつけていく。上部にいくと人の声がする。こんなところでと思っていたら10人くらいの大パーティーに出会った。彼らは縦走してきたとのこと。そこから上部は傾斜も緩み、ほどなく山頂に着いた。帰途は上部で右手の尾根に入りこんでしまい、登り返しなどしたが、赤布を追ってなんとか無事帰還。
【笠丸山】
勝山から車で15分くらいで登山口の住居附着。駐車スペースが少なく、苦労する。東面の登山路なので、さきほどの高反山よりは雪が多い。ここは降雪後は誰も登っていないらしく、新雪に踏み後をつけて登っていく。結構な急斜面でストックくらい持参すればよかったと思う。1時間ほどで笠丸山頂という標識に到着するが、本当の山頂は5分ほど先。360度の展望を楽しんで往路を下山。
本日は上野村役場の近くの商店で酒やつまみを買い足して、道の駅のトイレ脇に幕営。
【天丸山】
すりばち山荘付近から林道に入ると林道の雪かきがされておらず、ここでタイヤチェーンを装着。しかし急な凍った道ではときどきスリップするので、結構苦労して駐車予定の天丸橋に着く。ここから林道を20分ほどたどると、天丸・帳付山登山口の標識に出会う。林道と分かれて尾根上の社壇乗越までは10分程度。ここから尾根上を進むが標高が高いせいか昨日の山よりは雪が多い。途中結構な登りや下りがあるが、アイゼンなどはつけることもなく2時間すこしで天丸山到着。昔の写真を見ると木で覆われた山頂だったが、数年前の山火事のせいで樹木はほとんどなくなり、360度の大展望を満喫できた。当初の予定では大山を巡って天丸橋へ出ることを考えていたが、結構な積雪があるので、往路を戻ることにする。帰りはP2の下りで用心のためザイルを出して懸垂で下りる。帰りの凍った林道の下りが心配だったが、なんとか無事に雪のないところまで下りてチェーンを外した。
鶴田さんが急病で参加できなくなったため、当初の予定の鳳凰三山を取りやめて、柘植の好みの西上州に変更させてもらったが、天気もよく、ひなびた山を満喫できて楽しかった。
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