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ちばやま |
ちば山の会2004年08月
千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方
Tel・Fax 043-255-9821 |
北岳バットレス第4尾根登攀
平成16年7月2日夜〜4日早朝
CL田中(記)・柘植・高梨・広木・三代川
7/2日(金)午後9時30分に三代川宅前に5名が集合して、柘植さん所有の車で北岳(広河原)目指して出発する。
中央高速(河口湖IC)より下部温泉〜早川町奈良田へ入り此処で朝4時の野呂川林道のゲートが開くのを待ち(それまで2時間ほど仮眠)林道を1時間程車で登り広河原駐車場入りした。丁度同じ時期に北岳草の観賞登山に来ていた竹下さんパーティと会い、お互いの健闘を誓い出発する。
3(土)朝5:30に登攀具・ビバーク・防寒・行動食・等を軽量化して本日中の帰還を目指して広河原を後にして、大樺沢〜二股(7:30)〜バットレス沢〜Bガリー大滝したの取付に達する。
此処で登攀準備の上で、大滝に取付が先行パーティで賑い順番待ちである。(9:00登攀開始)大滝は右側にあるクラックからスラブ〜凹角〜草付を3ピッチ登り、上部暖傾帯の横断バンドに達し、わずかに残る踏み後をたどり、Cガリーの崩壊著しいガレを登り気味につめて、第4尾根の取付にたどり着く(来る度に崩壊が進んでいる様に感じられた。)
11:45より高梨・広木組 田中・三代川・柘植組に分かれ登攀開始する。
此処も天気の良いのも幸いし、大勢のクライマーで賑わっていた、第4尾根はポピラーなルートで特に問題となる所はなく快適なクライミングを楽しみ、マッチ箱の頭より懸垂下降15mを行い、最終の2ピッチも快適に登り終了する。(16:30)
山頂までは左側を巻く様に付けられた踏み後をたどり山頂に達し、柘植さんに持ち上げたビール1個を回し呑みして祝杯をあげて、本日の林道入り口閉の21:00を目指して下山を開始する。
肩の小屋で竹下さんパーティと再会し、懐かしく言葉を交わしてから、本格的な下山となる(18:00)二股経由で大樺沢より下りるが途中で日没となる。
広河原に21:05に到着し取るものもとりあえず、ダメ元でゲートに行くと、ガードマンの方がまだ居て通してくれるとの事。急ぎ、ゲートをくぐり帰途につく。
とにかく奈良田に降りてから、泊まるか決めるが、腹が減っていて、食事を求め早川町まで降りてしまう。
此処でラーメンを戴き、勢いに乗りその日の内の帰還と決め4日早朝に千葉に着き、無事に山行を終わる。
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