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ちばやま |
ちば山の会2004年11月
千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方
Tel・Fax 043-255-9821 |
仙ノ倉谷 西ゼン(谷川山系)
日時 | 9月12日 |
参加者 | B斑:藤木(L)、松澤、加藤、石橋、小俣(記) |
土樽駅で登山届を出してから、車止めゲートまで入る。入山者が多いらしく奥の駐車場は満車。バックして手前の駐車場に止める(6:20)。
毛渡沢左岸ぞいの林道を郡大山荘前駐車場まで辿り、釣り橋を仙ノ倉谷出合の中央に渡る.ここより左岸沿いの登山道になる。平標新道が再び仙ノ倉谷を渡る地点が入渓地となる(7:35着)。先行パーティーが複数あり、その後も入渓者が増える。「さすが人気の沢!これは大渋滞になるかも…」B斑は最後に出発(8:05)。
まずは、岩のゴロゴロする中を行く。ダイコンオロシ沢出合はよく判らなかった。イイ沢出合を過ぎる(8:45)とすぐに、10mナメ滝になる。いよいよ西ゼンらしい雰囲気になってきたなと思っていると、すぐに左へ東ゼンを分ける(8:55)。出合からは、東ゼンの方が傾斜があるように見える。右 西ゼンに入り、見上げると広大なスラブが広がっている。かなりの急傾斜にて、明るい沢なのに圧迫感を感じる。9:25、第1スラブ入口の6mチムニー滝に着く。ここで早や渋滞となる。先行パーティーが滝に取り付いている。A斑が左の草付きを登っている。B斑も待つこと少々で左草付きを登る。滝上で右により、第1スラブを登る。ツルツル斜面にて濡れている所は滑りやすくズルズルと滑り落ちる。藤木リーダーは軽く突破、お助け紐がでる。水流右を直上、草付き・ブッシュを登るも、第一スラブ出口の滝へ向かって斜め下へ向かってクライムダウンする(10:20)。滝下を左に渡り、2つほど滝を登ると第2スラブ。第2スラブは、傾斜はあるが段状になっているので、登りやすい。上部が混み合っているので途中の小テラスにて食事タイム(10:40~50)。第2スラブ出口の滝をシャワークライムにて越えると、沢は普通の渓相となる。5mくらいの滝が続き、一つめの二俣に(11:10)着く。A斑高松リーダーから「左枝沢へ」で入るも、違いに気付き本流へ戻る。
11:25,二つめの二俣を左に入る。この枝沢を詰める方が、藪こぎがないということである(ネット情報にて)。さらに、次の二俣も左へ。時おり、草原の斜面が現れ、平標の稜線が見渡せる。先行パーティーが本流を詰め藪漕ぎしているのが見える。すると、平標新道に人影が…手を振り「ヤッホー」と掛け声を掛ける。気付いてくれたのか、向こうも手を振っている。12:00ちょうどで、無線交信を試みる。
やがてチョロチョロの水流になるにしたがい、スズダケが覆い被さってくる。水流を離れ、藪漕ぎに入る。15分ほどの格闘にてスズダケの藪を出る。登山道はもうそこだ。大の字になって草原に寝そべる(12:50)。仙ノ倉〜平標の登山道に出て着替える(12:55~1:15)。
天気に恵まれた 素晴らしい一日にて、スリルと展望を満喫する。高松・藤木リーダーありがとうございました。
小俣
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