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尾瀬北西部 周回山スキーツアー

日時:2005年4月23(土)、24日(日)、メンバー:田村(単独)

4/16(土)  戸倉〜鳩待峠〜山ノ鼻〜ヨッピ橋〜与作岳〜景鶴山〜大白沢池手前C1(雪洞)

2:45佐倉発、5:00戸倉ゲート着。すでに周囲は十分明るくなっている。ただ、小雪がちらついて天気はいまいちな予感。5:15 準備をして、ザックにスキーをつけ、ツアーブーツでMTBをこぎ始める(う〜ん、ありえない画だ…)。林道を進むにつれて雪は深くなっていく。先行者はいない模様。6:28 津奈木橋脇の小屋の裏手に自転車をデポ。相変わらず雪は降り続いているが、視界が悪いわけではない。

ここから先は津奈木沢の左岸を登るルートと林道通りに登る二つが考えられるが、除雪が終わっているらしい林道を歩きで登ることにする。鳩待峠に近づくにつれラッセルが深くなり、最後は場所によって30cmくらい埋まる。

7:35鳩待峠。ここから山ノ鼻までは下りなので、スキーを装着し、川上川に滑り込む。新雪だけどそこは春の湿り雪。う〜む、滑らん。滑らんながらも150mを滑り川床へ。山ノ鼻まではストックを使いこぎまくる。

8:48ビジターセンター脇に到着し、シールを装着。ここから与作岳の取り付きまで四つの橋を渡るが、なんと(というか予想はしてたけど)橋板が無く、骨組みだけ。雪が載ってて滑りやすいので、うまいことバランスを取りながらの通過が必要になる。 11:00ヨッピ橋を渡る。ここからが本格的な登りで、北に向かって与作岳への尾根に取り付く。 13:17与作岳、山頂付近は広く木もない吹きっさらし状態。南側の沢を尾瀬ヶ原に滑りこむコースも良さそうです。ピークでシールを外してコルまで少し樹林の間を滑る。

13:30 景鶴山とのコルに到着。計画では景鶴山ピークを通過することになっているが、ピーク前の尾根はやせていて、アイスバーン状態に見えるので定法どおり北側を巻くことに。ピーク北側に伸びる最初の尾根を下るととんでもない道迷いになるので注意しつつ、トラバースを完了し大白沢山を目指す。

ここから先、ルート図集では快適な下りとなっているのだが、今回の雪の状態ではぜんぜん滑らない。。。 シールをつけての下りラッセル、この辺から予想タイムとのズレが大きくなる。

15:30 結局、大白沢池のC1予定地点まで500mというところでタイムアウト。1898mと1892mの間のコルを本日の宿泊地に決め、雪洞作り開始。1時間半でだいたいの形が決まり、2時間で一人用テントサイズの雪洞完成。晩御飯にラーメンを食べさくっと就寝。 結局、今日一日は小雪が降り続く天気で晴れ間は見えず。

4/17(日)  C1〜大白沢山〜ススヶ峰〜1727mピーク〜1660m〜山ノ鼻〜鳩待峠〜戸倉

6:00起床、あまりに快適な雪洞だったため1時間の寝坊…。天気は快晴で、目の前の至仏山が良く見える。が、予定の北側尾根には雪が付いていない。

7:00 C1を出発し、7:37 大白沢山に登る。稜線どおりに北側に進もうとするとアイスバーンの崖に阻まれ、西側に降りてススヶ峰を目指す。8:57 ススヶ峰。ここからは平ヶ岳方面の純白の斜面が一望できる。二泊できればぜひ行きたいコース。10:45 1727mピークを通過。この付近が稜線上では一番滑りが楽しめる区間である。11:10 1660mに到着。至仏に行くのは無理と判断し、ここからエントリーすることに。すでに気温が高くなっており、沢の内部はスノーボールが落ち始めている。尾根上を滑ることにしていざエントリー!重い湿雪の中、パワーでターンを繰り返し、あっという間に平坦部に。

12:12 ビジターセンター、13:24 鳩待峠。峠からは津奈木沢の左岸を滑り、14:00 津奈木橋に到着。ツアー終了、MTBでサクッと戸倉へと考えていたら、デポした自転車が無い。乗っていかれた!。仕方無しに歩いて林道を下り15:22 戸倉ゲート。放置されたMTBを発見。山屋の中にはひどいやつもいるんです…。

19:45 千葉着。今回のトレーニングで体脂肪は9%に(その後7%)。
ダイエットしたい方、一緒に登りませんか?(笑




                                 田村

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