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立山山スキー

日時:2005年5月14〜15日
メンバー:CL:長池、SL:菊池、岡田、舟山、加藤、渡辺、桑名(記)

 5月14日(土)快晴の中、絶好のコンディションを期待しつつ扇沢トロリーバス始発に乗り込み室堂目指して出発。室堂ターミナルから室堂山荘に向かう際、着物を来た女性に遭遇!まさか立山の雪原の中で着物女性に会うとは・・・。荷物を軽くし、10:00雷鳥沢目指して出発。出始めから快適な斜面に飛び込む。やや最中気味、気を抜くと足が取られてしまいそうなので気を抜かずに滑り込む。納得の1本を終え、初めから楽しい斜面に遭遇し、期待に胸を躍らせる。作業車の除雪跡をトレースしながら早々に雷鳥沢に到着。ここでザックにスキーを括り付け、剣御前小舎目指してつぼ足で登行を開始する。(10:30)

 登り易い雪と既に登行中のパーティーもあり、大してキックステップを入れることもなく気温が高く汗ばむ陽気の中、順調に高度を稼ぐ。30分経過したところで休憩。吹き抜ける風が心地よい。先に休憩していたパーティーが出発して行く。アルペンブーツの人、スノボブーツ+軽アイゼンの人も入ればスノーシューの人と色々な人が混在しているグループであった。あまり経験がなさそうな人もいるような印象であった。休憩後ペースアップし、12:20剣御前小舎に到着。強風の中、休憩も含めて滑走準備に入る。剣御前を左手に剣沢へドロップイン。快適な斜面に加え、この時期では考えられないパウダー(パック気味ではあるが)に皆、絶叫気味!思い思いのシュプールを描き大満足の1本を滑り終え、剣御前を見上げるとまだ手付かずの斜面が!見逃すわけにはいかないと、当初予定していた剣沢小屋行きを中止し、登り返すことにする。荒らされる前に我先にと登行を急ぐが、タイミング良くドロップインしてくるパーティーに遭遇。残念!多少のシュプールは仕方なし。息を整えつつ滑走準備し、早々にドロップイン。雪質はややクラスト気味。ジャンプターンで小刻みにシュプールを描きつつ満足の1本を終える。しばしの休憩後、剣御前小舎まで登り返す。(13:40)雷鳥沢滑走への準備をし、14:00ドロップイン。上部の雪質はやや重雪ではあるが、滑りやすく、ロングターンで快適滑降。下部に進むにつれ悪雪が顔を出すが一呼吸入れながら滑り終える。(14:33)

 皆に大満足の表情が伺えた。前日の積雪により、表層雪崩の危険も考えられたが、無事滑走を終えることができた。非常に満足の行く山スキーであった。


                                 桑名

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2005年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会 
http://www.chibayama.com