ちばやま |
ちば山の会1998年6月
千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方Tel・Fax 043-255-9821 |
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<<春山合宿 その3>>
3 雷鳥平ベース春合宿
記 倉田 洋二
西やんの剣山行に同行。ラッキー春の剣にいけるぜ!と3:30に起きばりばり出発。 ずぶ濡れの靴に靴下で行く。不安だがしかたがない。雷鳥沢の急登はアイゼンが利いて すばらしく良い。一気に小屋まで行く。すると足が痛くなってきた。冷えきった靴と靴 下がきいてきたのだ。一番上の靴下を脱いで血行をよくして歩くと良くなった。 快晴の中、剣沢を歩くと大スケールだ! ぜひつぎは山スキーできたい。!! とんでもない急登現れる。トレースがバケツなので安心して登れるが、ピッケルの効 きがあまいのは気持ち悪い。下をふり返りふり返り登る。やっと一服剣だ。ここで剣の 姿をはじめて見る。思ったよりとんがっておらずタテバイが垂直に見える。たくさんの 岩場を鎖頼りに行く。雪はなく夏道のようだった。鎖が氷に埋まったら大変である。ほ とんど鎖に頼っていたのでもっと技術が必要かと思う。山頂直下のタテバイなど少々び びる。下りは急な所でコンテイニュアンスを行い、ゆるませず引っ張らずと調整が難し い。これも練習が必要だ。御前小屋からシリセードで降りる。ものすごい速度で降りる。 テントにつくとみんなに称えられ、とてもいい気分だった。 反省点。トランシーバーの電池切れの件。雪質の適切な判断力(西山さんの判断)があ ったおかげで、アイゼンを外すタイミングを逃さなかつた件などです。