ちばやま

ちば山の会1998年10月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821


<<両山とも頂上の展望はよく>> ―8/9(夜行)〜11 火打山・妙高山 大谷勲―

 晴れていれば佐渡ヶ島も見えるとコースガイドに書いてありました。この越後の地は亡き父母の里。 この時期(お盆)僕は「呼ばれているのかな・・・」とこの山行計画にはすぐ乗せてもらいました。 経験豊かな但野さん、山崎さん、新人の小生3名のパーティーは10日2時ごろ登山口の笹ヶ峰着。 テントと車内に分かれて仮眠。 翌日は予想以上の快晴に恵まれ、いざ火打山へ。道中、地元の中学生グループ(250名)と、抜きつ 抜かれつを楽しく繰り返しているうちに高谷池ヒュッテに。初めて見る山小屋、眼前に広がる湿原、 色とりどりのテント。「こりゃそっくり遊園地だ・・・」と心底思いました。  お借りしたデイバック(この辺がいかにも新入らしい)に背負い直して火打山をビストン。女性的 な感じの優しい山で、家族連れのハイカー達の楽しい笑い声があちこちから聞かれます。 この山行で覚えた山言葉がいくつかありますが「食当」もその一つで、ビールと手料理めおいしか ったこと。食当但野さん、ゴッツァンでした。  翌11日は男性的といわれる妙高山へ。リーダーのタイムリーな判断で体調も良く、今回はイケソ− だ。息をのむ様な展望あり、荒々しい溶岩プロックにひっそりと咲くダイモンジソウ(・・だったか な?)あり、ためになる植生のお話ありと、そつこうしている内にこれまたコースタイム通りに山頂 へ。コンピューター持参(?)の山崎さん、見えないところでいい仕事しています。  今回は縦走、テント泊、2500m登攀、他の出行会の人との暖かい交流と、初体験づくしでしたが、 山を愛する人達の熱い気持ちが少し分かる様になった気がします。
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