ちばやま

ちば山の会1998年12月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821

<<久々の山行>>  

久々の山行である。最近集会に参加できず何となく山行が少なくなって、ストレスがたま ってきた時に、笠原さんからTELのお誘いに「行く〜」と二つ返事であった。 土曜日は子供の参観日、「小学最後のてておや参観日に出ない〜」とにらまれ、日曜の朝 出立山行である。行く先は17年前にちば山のパスハイクで行った(それも新婚ほやほや) なつかしい乾徳山である。しかし懐かしいと言っても、カヤトの美しい。・・としか、貧 困なイメージがわかず、どの辺に有る山だったかも定かでない。地図を広げ、那須の方を 見たり、日光の方を見たりでやつと西沢渓谷の側だったかと気がつくていたらくである。 朝3時幕張PKに集合し笠原さんの四輪駆動革にて出発、さすがに高速はすいている、あ つという間に勝沼ICを出る。塩山から140号線で西沢方面に向かう。最近雁坂トンネ ルが開通し、沿線の整備が進んで夏に来たときよりも景色が違って見えた。 乾徳山南林道を経出し六時に大平牧場に到着。朝露に濡れた牧草地に波る甘露の空気を胸 一杯吸って、野にてきじを打つ、「ズドーン」調子良し!。ストレッチ体操を行い、7: 00に出発、10分も行かないうちに富士山がクッキリと見えてくる、上部に雪を頂き、 絵のような富士である。天気も良く、風も無し、ものすごく良い一日になりそうだ。(顔 が自然にやつく、誰だ人のことを雨男などと、ざま―味噌づけだ!)日数も減りもくもく と歩くようになり、汗が額から滴となって落ち出すころ扇平のカヤトの原に出る、「風の 谷のナウシカ」の最後の場面金色の草原を彷彿とさせる、二人でカヤトの原に座り込み握 り飯をぱくつく。なんて景色がよいのだろう、ため息が出る、前方に連なる山々の真ん中 に富士山が、右手に南アルプス、後方にこれから登る乾徳が盆栽のように形よくそびえる。 なぜ乾徳は200名山なのか不満だ。だいぶのんびりしてから出発、登りも急勾配となり 鎖場も出てくる、最後の鎖場は40mぐらい有るだろうか?かなり立っていて鎖を使いゴ ボウで登る、頂上は360度のパノラマで遠くに金峰山の五丈岩がでぺそのように出並み からちょこんと見えている、いつも正月山行で八ヶ岳の地蔵尾根から見る時より小さく見 える、記念撮影をして夫婦で松戸から来たという人としばらくおしゃぺりをして黒金山に 向かう黒金は乾徳よりも高い2231mである、樹林帯をもくもくと歩き(なかなか長い、 見通しが利かないのでそう感じるのか?)に歩きやっと頂上に着く、(11:30着)。 頂上は北側半分のみ展望が開け黒金山林道が眼下に見える、気持ちの良い山並みを眺めな がら、笠原さんが持参したロングカンピールをご馳走になる、何てうまいんだろう!。私 はこのうまさゆえに出に登るのである!しかし、先日の健康診断では11KG減量をよう す、と冷たい一行があった。うまいの真側に、自分の体を御しきれない、不安となさけな さを感じる。(と書いても書いたほどには反省していない自分が悲しい)いささか気持ち よくなったところで下山開始、下山は乾徳手前から国師原に向けた下山道を使う、地図上 はものすごく楽そうであるが、いきなリガレの連続にあきれる、そこをすぎるとあとはダ ラダラとのんきにおしゃぺりをしながら下る事ができた。車にたどり着いたのが1:30。 村営笛吹の湯にゆっくりと浸かり、―日を振り返る。3時に車に戻リ一路千葉へ、いや〜 ほんとに良い一日でした。 記:中畑
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