ちばやま
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ちば山の会1999年4月
千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方
Tel・Fax 043-255-9821
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浅間山で遊んだ 1999.2.26〜27 山崎 修一
「雪のある山に行きましょうよ」と橋本さんと相談して、1月末に雲取山に行きました。
ところが雪はなく、まったく秋の山でした。今度こそはと浅間山の外輪山、黒斑山に来ました。
小諸からだいぶ登った車坂峠は標高1973mもあるのに、南風が吹いて寒くありません。
ふたつ玉低気圧が通りすぎようとしていた2月27日朝、雨はなかなかやみません。
メンバーは、リーダーが橋本さん。久々の西岡さんと小倉笑子さん。そして小高さん、但野さん、柴田さん、刈込さん、高梨さん、わたしで9人です。
雨が小降りになるのを待って8時30分に出発。雪はバチナリありました。およけに先行者のトレースはなく膝下ぐらいですがラッセルになりました。車坂山の先の広い尾根で、とんでもない方向に迷い込みました。何度も来ている但野さんの記憶をもとに、方位を確かめてすぐに正しいルートが見つかりましたが、トレースがなく、なんの目印もないと、かくも簡単に迷うものかと感心しました。
厚い鉄板で出来たカマボコ型の避難小屋がありました。これは、浅間山が噴火のための避難小屋でしょう。さて肝心な浅問山ですが、とうとう最後まで見えませんでした。但野さんの話しでは、最高の展望台というピーク(赤ゾレの頭)に立っても白い霧を眺めるだけでした。
やがて岩のゴツゴツした(トーミの頭)という外輪山のピークにつきました。予定時間をだいぶ過ぎていましたので、ここで記念写真を写してひき返しました。あいかわらず浅間山は雲の中でした。
ところが皮肉なもので、下るにしたがって天気はドンドン良くなっていきました。じきに青空が広がり遠くの山も見えてきました。あたりに光が満ち溢れてくると、気持ちも弾んできます。手ごろな雪の急斜面がありました。そこでわたしたちはキャーキャーいってすべりました。はじめシリセード。それから寝そべってセード。おもいきって顔からダイビングセード。最後はデングリ返しセードと、夢中になってすべりまくりました。そのたびに急な斜面を駆け上がりました。
おかげですっかりくたびれてしまいました。
おわり
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