ちばやま

ちば山の会1999年6月

千葉市中央区弁天町5番地鶴岡方

Tel・Fax 043-255-9821


<<春だ! 山菜だ!>>

 毎年、毎年春が来ると、わが家では主人との山菜取りに話が盛り上がり、今度の 日曜日はどこに行こうとなります。
 自分たちだけの秘密の場所と思っていても、かならず先を越されてしまったこと が何度かありました。ワラビ・タラノメ・ウド・フキ・ゼンマイ・etcやはり、 メインはワラビです。昨年は、つけもの樽にいっばいのワラピを塩づけに、フキは きゃらぶきにと、約一年近く食卓を服わしてくれましたが、とうとうみんな食べて しまい4月を迎えました。
 今年は、もう一ヶ所新たな場所ができました。昨年、炭焼き体験をしたところに 枯れたワラピを発見!早速チェックを! 「来年、春取りにきます。」 ということで、4月24日に行きました少々こぶりながらありました、ありまし た、喜び勇んで今夜の晩酌のつまみにと、とりあえず3回分位をとり自宅にいそぎ ました。
 ところが、ワラピの灰汁をぬく灰がない!重曹でも灰汁は抜けるけど、主人の助 言をむしし、「まえに、仏壇のお線香の灰を使ってもへいきだったから大丈夫!」 ナベに湯をわかし、「なむあみだぶつ、なむあみだぶつ」とお線香の灰を2杯、あ とは、おいしいくたべることを想像し1時間位の買物に、ところが、ナベの中いつ もと様子がちがう、細い。小さいワラビのせいかベチャ、ベチヤ急いでナベからだ し、主人があじみ、だまってキッチンをはなれる。
 私は、一本洗っては食べ、一本洗っては食べたが、いつもの味ではないことにき づいた。ああ― 私は、なんて・・・・ショックでした。
 そうなんです、あのお線香の香が一本一本のワラピについてしまっていました。
 それから、2〜3日この大失敗からぬけだせませんでした。
 みなさん、決してまねはしないでください。(山の会の皆さんはそんなことない とおもいます。そう言う私も会員です プフフ・・・)
                        東方 光枝

BACK