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2007年6月23〜24日 滝川本流〜古礼沢の写真




【山域】奥秩父
【場所】滝川本流〜古礼沢
【日時】07年6月2〜3日(土・日)
【メンバー】柘植・多田・小俣・石井・加藤
【天候】土=晴れ、日=曇り後雨


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1.釣橋小屋先の中洲にて

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2.滝川本流ゴルジュ入口

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3.へつって進む

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4.核心部8m滝を登る小俣さん

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5.続く多田君

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6.核心部4m滝を左壁から登る

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7.つるつるのトラバースは残置シュリンゲが頼り

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8.古礼沢F1

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9.古礼沢F2

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10.古礼沢上部のナメその1

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11.古礼沢上部のナメその2

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12.柔らかな水の流れ

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【感想】 【6/23(土)】
豆焼橋8:30→11:30釣橋小屋12:00→(滝川本流遡行)16:45古礼沢と水晶谷二俣(泊)

滝川本流は3年前に末端(豆焼沢との分岐)から遡行したが、途中の釣橋小屋跡地か らエスケープしてしまったので、今回がリベンジマッチだ。豆焼橋から釣人用? ショートカットルートで釣橋小屋跡地に下りる。3年前には蔦のからまった吊橋が あったのだが、落ちてしまったのかもう影も形もない。前日は雨だったので増水を心 配していたが、幸いそれほどでもなく、元気に出発する。しばらくは淡々とした渓想 で癒し系の雰囲気。幕営敵地も随所にある。三本桂沢が左岸がから入るあたりから本 格的なゴルジュになってくる。核心部と称される部分に到達するまでも我々にとって は決して容易ではなく、逆にかなり楽しませてくれる。よく写真に出てくる8m滝は 上部にFIXがあるが、使わなくてもそんなに困難ではない。その上の4m+2m滝 は完全なツルツル壁を腕力頼みでトラバースする部分があり、女性にはきついよう だ。残置シュリンゲが山ほどあり、足も入れられるが、そんなことをしているヒマが あったら振り子系で突破したほうがよいと思う。その先でブドウ沢を合わせるともう 終盤かと思いきや、もう一箇所肝を冷やすトラバースがあった。そんなこともあり、 古礼沢と水晶谷の二俣まで随分時間がかかってしまったが、安全第一、確実な確保は 欠かせない。二俣には最高のテン場が整地されている。薪が少ないのが難点だが、み んなでかき集めて盛大な焚き火で本日の疲れをいやした。

【6/24(日)】
幕場6:45→(古礼沢遡行)11:40稜線→水晶山12:15→12:50雁坂小屋→15:55豆焼橋

右の水晶谷に分かれを告げて左の古礼沢に入る。古礼沢はところどころにゴルジュっ ぽいところがあり、滝もかけているが、全体としては優美なナメ沢だ。とくに上部に は延々とナメ滝が続き、思わず歓声をあげてしまう。稜線に近づくと分岐がいくつも あるが、水量の多いほう、河床の低いほうをたどっていくとほとんどヤブこぎもなく 水晶山と古礼山の鞍部付近に出られた。このころは小雨が降っており、はやく下界の 風呂に入りたい50歳台は雁坂峠方面に直接向かうが、元気な30歳台1名は古礼山 をピストン。雁坂小屋から黒岩尾根を下りて豆焼橋わきの出会いの丘に戻り、充実し た2日間の沢旅を終えた。


                                            報告:柘植


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