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【山域】 | 栗駒山・焼石岳 | |
【場所】 | 産女川・枯松沢沢登り | |
【日時】 | 2007年10/5(木)〜8(日) | |
【メンバー】 | CL辻本、上茂、広木(愛)、大塚、渡辺(三)、野口、岡田、長池 | |
【コース】 | 6日:6:45桂川林道ゲート-8:25産女川入渓点-11:55二俣-笊森避難小屋(泊) 7日:7:00避難小屋-8:15栗駒山頂-10:00名残ケ原-11:40須川温泉-夏油温泉キャンプ場 (テント泊) 8日:雨天につき枯松沢中止、下山 |
【内容】 |
"妙なる美渓"産女川はこう賞賛して良い。倒木などで荒れた様子もなくあくまでも透明な水流と飛沫を乗せて岩盤の滑床が伸びていく。"きれいだねー"巧まざる感動である。さて、真湯温泉から桂川林道を入りゲート前に車を停め、さらに1時間15分ほど林道を歩いて産女橋袂から入渓する。最初の6m滝を越えると2〜4mの明るい三段滝が続く。次々と現われる小滝やナメを拾っていくと奥に20m滝を据えた3段連爆。このあたりで標高800m弱、紅葉にはまだ数日を要するだろうが、ねじれ滝、ナメ床、深い瀞、ポットホール、多様な渓相は飽きることがない。上部も大きく開けた草原状を棚田のような小滝を綴っていく。清明な水流は避難小屋まで途切れる事がなかった。笊森避難小屋はメルヘンの世界、まだ木の香が匂う初々しさで、何と水洗トイレ完備だ。こんな贅を尽くした沢登りは他にあるまい。 翌朝は車回収組と栗駒越え須川縦走組に分かれて行動する。栗駒に登るにつれて紅葉が次第に広がっていき、須川側に下りはじめると驚きの景観が展開する。ペルシャの名人が織ったってこれほどに織りなすことはできないだろう、見事な紅葉のパノラマである。赤・黄・緑、色の数だって指折ることはできない。呆然と見入ってしまった。混雑を極める須川温泉をパス、渋滞を抜けて真湯へ。さらに夏油へ転進、芋煮鍋で盛り上がり、夏油温泉の露天を満喫して錦秋の山行を締めた。
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