尾瀬山山スキー

日程 4月23日〜24日
メンバー  田村(単独)
天気    1日目:雪  2日目:晴れ
コース   1日目:2:45佐倉〜5:00戸倉5:15〜6:28津奈木橋〜7:35鳩待峠7:40〜8:48山の鼻ビジターセンター〜11:00ヨッピ橋〜13:17与作岳〜15:30 1898mと1892mの間のコル(C1)
2日目:7:00 C1〜7:37大白沢山〜8:57ススヶ峰〜10:45 1727mピーク〜11:10 1660mドロップポイント〜12:12山の鼻〜13:24鳩待峠〜14:00津奈木橋〜15:22戸倉〜19:45佐倉帰宅

 今回は山スキートレーニングということで、できるだけ荷物を軽量化し、長い距離を歩くことが趣旨の山行であった。林道アプローチにはMTBを使用することで行きはかなりの時短であったが、帰りに自転車を乗り逃げされるというトラブルが。鍵を忘れたとは言え人の物を盗むような山屋がいることには憤りを感じる。  金曜日の尾瀬のライブカメラの様子で、ある程度のラッセルは覚悟していたのだが、土曜日も雪は降り続き、ホントのトレーニング山行に。

 初日は大白沢池まで行く予定だったのが、滑走ポイントがほとんど下りラッセルとなり途中でタイムオーバー。途中の景鶴山は上部アイスバーンが見えたのと時間が押していたために、通常ルートどおりに北側を巻くことに。予定よりやや手前の地点で雪洞泊となった。約二時間で一人用テントサイズの雪洞が完成、内部は2〜3℃で安定しており、外部の音も聞こえず快適。おかげで、二日目はやや寝過す羽目に・・・。

 日曜の天気は快晴。大白沢山に登ったは良いが、稜線どおりに北に降りようとすると崖で行き止まり。ここは南西側から降りるのが良い。ススヶ峰に続く稜線も尾根上は波打っていて歩きにくいので、南側をややまき気味に進むのが良い。ルート集では快適な滑走となっているが、下りラッセル。滑りを楽しめるのはススヶ峰から先である。特に1727mピーク付近はこのコースの稜線の中では一番楽しめる場所、とは言えホンのちょっとなのだが。。。結局、下りラッセル続きで時間が無いのと、至仏山の北側尾根に雪が余りついていないのとで途中でエスケープすることに。1660mからのドロップは沢の中だと雪崩そうな気配であったため、尾根上を滑る。かなり重い新雪で標高差たったの200m程度だが、それなりに楽しめる。

 尾瀬ヶ原〜鳩待峠間は単調な登り。鳩待峠からは津奈木沢沿いを滑る。橋の下からは沢が顔を出すため、左岸(東側)を滑る。沢の右手を滑ると途中崖でどうにもならなくなるので注意!

 津奈木橋からゲートまでは結構な距離があるので、運動靴などあると便利かも(今回、最後のほうはまめが出来かけていた。と言うかMTBで下るはずだったのに)


尾瀬のルート図 尾瀬のルート図

ルート図

                                                     田村(記)

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2005年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会 
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