妙高前山 山スキー
日程
3月4日
メンバー
CL菊池、SL渡辺トシ、岡田、小倉(笑)
天気
快晴
コース
赤倉チャンピョンスキーリフト終点−妙高前山ピーク(1922m)−赤倉観光ホテルスキー場
高温予想で今日も快晴。赤倉チャンピオンリフトのトップは標高1410m地点。(昨年までは週末にさらにもう1本上部のリフトが動いていたそうな)ここからノートラックのゲレンデを通過、前山から北東に向かう尾根に向けブナ林をシール登行した。前日のつぼ足ルートが残っており、これを辿った。快晴2日目にも拘わらず、軽いパウダーがしっかり残っている。途中でシール登行では難しい狭い急斜面からつぼ足に切り替えた。20cm強のパウダーのため、この後は前山頂上までつぼ足のまま登った。新赤倉・前山ゲレンデからのルートと合流する地点まで登り、私と岡田さんはあまりの美味しそうなパウダーを食わないわけにはいかず、標高差約150mの素晴らしいパウダーランを堪能した。(滑りと登りで約30分)
前山頂上でしばし休憩。ほぼ無風、高めの気温で、のんびりと周囲の景色を楽しめた。いよいよ3年前につづき2度目の滝沢尾根の大滑走である。南南東に向かう細尾根は高温と大勢の山スキーヤーに荒らされ最悪の状況。端の急斜面ではトレースからの表層雪崩状態。それでも暫らくすると広いオープン斜面にトレースの少ないやや重のパウダーが残っており、一瞬のテレマークターンを楽しめた。期待した広い尾根上の樹林帯に入っても、暫らくはギタギタに荒らされた斜面に苦労した。できるだけトレースの少ない右よりルートを選び徐々に標高が下がるにつれ、やや重い雪質ではあるものの、ブナ林の中にターンを楽しめる状況となった。慎重に1000m付近の沢の徒渉地点に到達。新赤倉ゲレンデの最後の滑りを楽しんで2日間の妙高ツアーは終了した。
3月上旬は天気が安定してくるが、千変万化の雪質に苦労させられる。それでも標高の高い北向き斜面は極上パウダーが残されている。パウダーを十分堪能するには、2月中までがベターであろう。
妙高前山のルート図
菊池(記)
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2006年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会
http://chibayama.sakura.ne.jp