根子岳山スキー報告

【山域】 長野県 根子岳(2207m)
【日時と天候】 2008年1月5日 峰ノ原スキー場-8℃、ゴルフ場通過時まで晴れ、のち曇り・小雪・ガス、山頂風やや強く-14℃、視界約30m
【メンバー】 CL菊池、渡辺トシ、小倉夫妻、朝岡、荒木、沢田、吉川、村野、白井、辻本
【行程】 峰ノ原スキー場トップ8:00ーゴルフ場ー登山道ルート合流ー避難小屋ー小根子岳(2127m)−西北西斜面標高差約200m滑走−登り返し−根子岳(2207m)−山頂からそのまま西斜面滑走(標高差約380m)ー避難小屋上でトラバースにて登山道ルートに戻る−14:00峰ノ原スキー場トップ

 根子岳は山スキーのデビュ−に最適であるが、ヘリスキー圧雪ルートを下っては何の楽しみも無い(今年はヘリスキーは無いとのこと)。霧氷の美しさ、360度の第パノラマを楽しむだけでは、パウダーフリークには物足りない。しかし、一般ルートをはずし、条件が揃えば、静かなパウダーランが十分楽しめる。10〜20度の斜度であるが軽いパウダーのため板も走り、初心者でもパウダーに綺麗なシュプールを描くことができた。

 今回は年末年始の大寒波であったが、この山域の積雪の増加は少なく、山頂付近で90〜120cm。低温が続いたが、当日はやや気温は高め、2・3日降雪はないようであったが、前日菅平スキー場は積雪のアップは無いものの、峰ノ原で5cmアップの情報が得られたため、淡い期待をこめて向かった。案の定、山頂付近で新雪が20cmほどであった。小根子岳からの西北西斜面を滑走する人は少ないようであるが、素晴らしいパウダーランが楽しめる。小雪のため、笹が埋まりきってないが、標高差200m位は楽しめた。1昨年は峰ノ原スキー場まで下れたがまだ小雪のため薮がうるさく無理である。2本目は登り返し根子岳山頂からそのまま西斜面を滑走した。無垢の斜面に歓喜のパウダーランが楽しめた。やや薮がうるさくなったが避難小屋の少し上まで滑走し右へトラバース、少しの薮漕ぎで登山道ルートに合流した。

峰ノ原スキー場で1m近い積雪があれば十分でしょう。好天続きではパウダーランは期待できないが、降雪後を狙うのがポイントでしょう。





                                                     (菊池 記)

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2008年 千葉県勤労者山岳連盟 ちば山の会 
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